サッカー部員の大量転校!更迭された元監督の新規契約先は淡路の高校

2022年の相生学院高校サッカー部は、広域通信制・単位制の私立校で、彼らの活動方針は「プロサッカー選手の養成」にあります。しかし、このサッカー部では監督が学校側と対立し、更迭されるというトラブルが発生しました。更迭された監督の新しい契約先として、淡路の高校が選ばれました。この件についての詳細を取材してみました。

サッカー部員の大量転校

校内や部内のトラブルで部員が転校することは時折ありますが、数十人もの部員が転校するのは異例です。実際に、相生学院高校サッカー部では、104人いた部員のうち66人が10月中旬以降、AIE国際高校に転校したり転校手続きを進めたりしていることが分かりました。

監督の更迭と転校の経緯

相生学院高校サッカー部は淡路島校に拠点を置いており、全寮制です。2020年9月に、プレー経験を持つドイツ4部のクラブでプレー経験を持つ上船利徳元監督(31)が代表を務める合同会社が学校と業務提携し、学校の運営に携わっていました。しかし、2022年10月18日に学校は公式ホームページで上船氏を解任したことを発表しました。この解任には、上船氏による部員へのパワハラなど不適切な指導があったとされています。一方、上船氏はこの指摘を否定しています。

AIE国際高校への転校手続き

上船氏によると、10月20日には37人の部員がAIE国際高校への転校手続きを行い、同11月4日にはさらに29人が手続きを進めました。上船氏は「悩んでいる部員もおり、今後もう少し増えると思う」と語りました。なお、37人は既に転校が完了しており、29人は受け入れを前提に手続きが進んでいるとのことです。

新しい監督との展望

AIE国際高校は、Jリーグ・京都パープルサンガ(現在の京都サンガ)などを率いて天皇杯全日本選手権で2回優勝などの実績を持つゲルト・エンゲルス氏(66)を新監督に迎えました。一方、相生学院高校はズドラブコ・ゼムノビッチ氏(69)を新監督に迎えました。相生学院高校は、過去に全国高校サッカー選手権で準優勝の実績を持っています。

このように、相生学院高校サッカー部では、監督の更迭により多くの部員が転校しました。今後のサッカー部の展開に注目です。

相生学院高サッカー部の練習風景

source: 日本ニュース24時間