心停止患者よりも「こっちが先!」…暴言で救急救命室をマヒさせた保護者、結局、立件された

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チャンネルAキャプチャー(c)news1

11月16日、韓国の救急室での事件が話題になっています。心停止患者よりも先に診療されたことに怒りを抱いた保護者が、1時間以上にわたって暴言を吐いたため、立件されるに至ったようです。

救急室での暴言

先月1日、ある病院の救急室で起きた事件では、サウナで倒れた兄が優先的に診療されていたはずなのに、心停止患者が先に診療されたことに激怒した保護者が、医療スタッフに対して暴言を吐きました。

女性保護者は、警察官を指さしながら、「言葉に気をつけろ。お前が医者だとしたら患者の付添人に納得できる説明をするだろうよ」といった言葉を浴びせました。この抗議は1時間以上にわたり、他の患者たちは待機を余儀なくされました。

立件された保護者

この事件に関して、韓国江原道束草(カンウォンド・ソクチョ)警察署は女性保護者に対して救急医療に関する法律違反の疑いで立件し、検察に送致しました。

女性保護者は、心停止患者よりも自分たちを優先して診療することに反発し、業務を妨害した疑いがあるとされています。

事件の余波

実際に心停止患者は精密検査で異常がなく、他の病院に運ばれることとなりました。医療スタッフは既に男性患者の初期診療を終えており、この時点での診察は不要であることが判明しました。

この事件は、救急医療の混乱を引き起こし、他の患者にも迷惑をかける結果となりました。暴言を吐かれた医療スタッフたちは、負担の大きい仕事をしているだけであり、信頼を寄せるべき存在です。

結論

我々は救急医療スタッフを尊重し、感謝の気持ちを忘れずに接するべきです。心停止患者やその家族も、困難な状況にあることは理解していますが、冷静な判断を保ち、他の患者や医療スタッフへの配慮を忘れないようにしましょう。

記事のソースリンク: 日本ニュース24時間