北朝鮮のミサイル、太平洋に通過か 沖縄県内の避難呼びかけも解除

北朝鮮から発射されたミサイルが太平洋を通過する可能性があるとの報道がありました。沖縄県では一時的に避難の呼びかけが行われましたが、現在は解除されています。ミサイルの破壊措置は行われていないようです。

北朝鮮ミサイルの通過と岸田総理大臣の指摘

北朝鮮から発射されたミサイルは、午後10時55分ごろに沖縄県上空を通過し、太平洋へと向かったとみられます。この情報に基づき、政府は沖縄県への避難勧告を解除しました。ただし、ミサイルの破壊措置は行われていません。

この事態を受けて岸田総理大臣は、「我が国上空を通過させる形での発射は国民の生命、財産に重大な影響を及ぼし得る行為である」と指摘しました。そして、沖縄県に落下物などによる被害がないか確認すること、北朝鮮の動向を含めて引き続き情報収集・分析を行うこと、関係諸国と連携し必要な対応を適時適切に行うことの3点を指示しました。

被害の報告と対策本部の立ち上げ

警察当局によれば、国内での被害の報告は現時点ではありません。しかし、沖縄県の石垣市と与那国町は被害対策本部を立ち上げ、情報を収集しています。また、沖縄県庁によれば、県内でのミサイル発射に伴う被害の情報はないとのことです。

このような状況下で、関係諸国との連携や必要な対応が求められています。引き続き情報の収集に努め、国民の安全を確保するための対策を適切に行っていきましょう。

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一部引用:日本ニュース24時間