王毅中国外相、処理水で日本批判 「モニタリングの仕組み必要」

日本ニュース24時間

中国外相の王毅氏が、東京電力福島第1原発の処理水について日本を批判しました。会談で日本の上川陽子外相と対話した際、王氏は「核汚染水」という言葉を使い、「日本の無責任なやり方に反対する」と海洋放出を非難しました。中国メディアが報じました。

王氏は処理水の海洋放出に関して、「海洋の安全と民衆の健康に関わる」と主張し、「独立した長期的なモニタリングの仕組みをつくる必要がある」と述べました。

また、台湾問題に関しては、日本側に「約束を誠実に守るべきだ」と述べつつ、「中国の内政に干渉してはならない」と強調しました。

一方で王氏は、「戦略的互恵関係」の再構築を強調し、「互いに利益のある協力を強化する必要がある」と述べました。また、「サプライチェーン(供給網)の安定を適切に守るべきだ」と呼びかけました。この発言は、米国が中国経済からの離脱を進めようとする中、日本との離間を図る狙いがあるとみられています。

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Source: Yahoo!ニュース