馬場代表の発言による「パワハラ問題」で維新の市議3人が離党届を提出

維新の会の馬場伸幸代表が、長崎県の維新3市議が「パワハラ」で離党した問題について私見を述べました。

長崎市議と大村市議の3人が離党

長崎県で初めての議席を確保した維新所属の長崎市議と大村市議の3人が離党届を提出しました。真相は明らかではありませんが、「維新はスパルタ、体育会」と証言する議員もいるようです。

地元の政治関係者に取材したところ、「維新の支部がパワハラ体質なのはよく知られている話です。このニュースを聞いて『やっぱりな』とささやく関係者は多い」とのことでした。

馬場代表の説明

馬場代表はこの問題について、「今年の統一地方選挙で600名以上の地方議員を作るということで、積極的に候補者を擁立しました。結果として700数十名となり、現在はそれからも増えて820名ぐらいになっています。組織が急に大きくなるときにはそういう問題が出るということは自覚しており、それを防ぐために指導や研究を行っています」と説明しました。

また、馬場代表は「現在はパワハラが絶対に許されない状況ですので、長崎の幹部は自分自身はそうではないと思っていると思います。しかし、言われた方はそう受け止めています。それが現代の風潮であり、私たちは常々口に出していますが、なかなか感覚が折り合っていないと思います」と分析しました。

再発防止策としての取り組み

再発防止策について問われると、馬場代表は「研修を行うように言っていますし、ハラスメント窓口も党内に設置しています。さまざまな対策を講じていますが、人間性に関わる部分が大きいです。ハラスメントはさまざまありますが、特にパワハラは個々の人間性によるものなので、なかなか解決が難しいです。一瞬にしてなくなることは難しいです」と釈明しました。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

ソースリンク: 日本ニュース24時間