ガザで人質、解放のタイ人17人が帰国 イスラエルの農場で出稼ぎ

イスラム組織ハマスによって拉致され、人質にされていた17人のタイ人が解放され、バンコク近郊のスワンナプーム国際空港に到着し、記者会見を行いました。

ハマスの人質から解放され、帰国できたことに男性の代表は「仲間と解放されたことがうれしい」と笑顔で語りましたが、同時に戦闘で犠牲となった39人のタイ人を悼みました。

イスラエルでの出稼ぎ労働者

17人はイスラエルの農場などで働いていた出稼ぎ労働者であり、イスラエルとハマスの休戦が始まった11月24日以降に解放されました。彼らはイスラエルの病院で経過観察を受けた後、健康状態に問題がないことが確認されました。また、彼らの帰国にはタイのパーンプリー外相も同行しました。

現在、残りの人質は9人とされています。パーンプリー外相は「彼らは別々の場所にいるという情報もありますが、いつ解放されるかは分かりません」と述べ、関係国に支援を求めながら救出を目指すと強調しました。

写真: イスラエル兵の表情が緩む

イスラエル兵の表情が緩む

バンコクから武内彩が撮影したイスラエル兵の写真です。一時的な休戦が始まっている当地の現状を反映しています。

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