放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が、TOKYO MXの「バラいろダンディ」に出演しました。日大アメリカンフットボール(アメフト)部の「廃部」方針について、部員たちから撤回を求める嘆願書が提出されたことについて言及しました。
薬物問題に揺れる日大アメフト部
日大アメフト部では、違法薬物事件で逮捕者が3人出ていることなどから、学内の会議で「廃部」とする方針が示されていました。しかし、部員たちはこの廃部判断が正当性がないと主張しており、「アメフトをやる環境を奪われるのは納得できない」として廃部の撤回を求めて180人の署名入りの嘆願書を提出しました。この報道に対して、様々な意見が飛び交っています。
1人目の逮捕者である北畠成文被告(21)の初公判が行われ、北畠被告は「監督からは『沢田副学長に見つかって良かったな』と言われた」と述べ、「沢田副学長がもみ消すんだと思い少し安心した」「部内では他に10人程度が使っていたと思う」という衝撃的な証言をしました。
デーブ・スペクター氏の持論
デーブ・スペクター氏は、日大アメフト部騒動について様々なニュースに対して次のようにコメントしました。「83年の歴史がある、せっかくここまで来た部ですので…今は腐っているんですけど、例えばリンゴが腐っているからと言って農業はやめないじゃないですか。畑は畳まないんですよ。権利がないです、この管理している人たちには。自分たちが解決できなかったり、隠蔽体質があったから責任回避のために廃部にするなんてとんでもない。その前に(大麻に関わった)学生は悪いですよ。しかし、連帯責任って日本にしかないんですよ。アジアにはあるかもしれませんけど。(世界的に見て)普通ないんですよね。このフェニックス、フットボールチームが日大の一つの財産なんですよ、文化財産に近いんですよ。で、ただでさえ、日大って失礼だけど分散していて、いっぱい学校があるから、あんまり特徴ないんですよ。バラバラで一体感がないんですよ。他の大学と違って。せっかくフットボールでちょっとまとまりになっているんですよ、大学のイメージが。それをポイ捨てするなんてとんでもないと思うんですよ。フットボール投げていいけど、匙投げてはいけない」とデーブ氏は語りました。
デーブ・スペクター氏の意見は、日大アメフト部の問題について考えさせられるものであり、一定の重みを持っています。
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