フィリピン南部の大学で驚くべき出来事が起こりました。イスラム教徒の多い南ラナオ州マラウイにある大学の体育館で爆発があり、少なくとも4人が死亡し、数十人が負傷しました。この事件について、フェルディナンド・マルコス大統領はSNSで非難の言葉を発表し、「外国のテロリストによる行為だ」と述べました。
爆発が起きた大学の体育館でミサ中に
この爆発は、キリスト教のミサが行われていた大学の体育館で発生しました。近隣州ではフィリピン軍がイスラム過激派の掃討作戦を行い、11人を殺害したと報じられています。この報復の可能性について、比警察は言及しています。
ミンダナオ島での抗争の歴史
マラウイはミンダナオ島の一部であり、ここでは独立を掲げるイスラム武装組織と国軍の間で長年にわたる抗争が続いてきました。2017年には外国人戦闘員を含む武装集団がマラウイ市街地を一時的に占拠し、国軍との戦闘で多くの死者が出ました。
この事件は、フィリピン南部での緊張が高まっていることを示しています。イスラム過激派の活動が続き、地域の安定に影響を与えています。
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