玉川徹氏が指摘する安倍派議員のキックバック疑惑について独自の分析

玉川徹氏(2019年7月撮影)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、テレビ朝日系の「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、自民党安倍派の政治資金パーティーに関して、所属議員へのキックバックが行われ、その約1億円以上が「裏金」として使われている疑惑についてコメントしました。

財務報告書に記載されない裏金の存在

玉川氏は、「財務報告書に記載するだけのことを、多くの人が記載しない状態が何年も続いている。これは一体何のためなのか、と考えると、裏金の存在が指摘されるのは当然である。政治資金とは別に個人的に使用される可能性もある」と指摘しました。

昨年、政治資金の収支報告書にパーティー収入などを記載しなかった薗浦健太郎元衆議院議員(自民党を離党)の問題や、安倍派の一部の議員が1000万円以上のキックバックを受けている疑惑が報じられています。この点について、玉川氏は「薗浦氏は4000万円で100万円の罰金を受けましたが、1000万円を超える場合は同じような処分がなされるべきです。1000万円以上を記載しないと、大物議員の関与の可能性がある」と述べました。また、「年末から年始にかけて、この問題でかなり騒がしくなると予想している人もいます。私自身も大きな波紋が広がる可能性があると思います」と述べ、東京地検特捜部による捜査の見通しにも触れました。

議員個人の不記載と薗浦氏のケース

さらに玉川氏は、「議員個人が記載しないと、お金がどこに行ったのかが不明になります。この点では、薗浦氏のケースと同様の問題が生じています」と述べ、薗浦氏が記載漏れのために議員辞職と3年の公民権停止処分を受けた事例に触れました。

このように、玉川氏は安倍派議員のキックバック疑惑について独自の分析を行いました。これまでの報道に関しては、政治資金の不正使用や裏金の存在が浮上しており、注目を集めています。

記事の出典:Yahooニュース

参照リンク:日本ニュース24時間