2週間天気 8日頃は北日本で荒天 週末にかけて季節外れの陽気も 来週は冬の寒さ

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画像:tenki.jp

気象予報士の青山亜紀子です。今回の天気予報では、2週間の天気をお伝えします。寒暖差の大きい日本の冬の天気は、予測が難しいものですが、この記事を通じて最新の天気情報をお伝えします。

5日(火)~11日(月) 週末は10月並みの陽気の所も

明日5日(火)は、本州の南を低気圧が進むため、西から雨の範囲が広がる見込みです。沖縄では未明に激しい雨が降ることも予想されます。九州から近畿の太平洋側は雨が降りやすく、関東地方でも夜遅くには沿岸部で雨が降るでしょう。

6日(水)は晴れる地域が多いですが、7日(木)は北海道の北を低気圧が進み、前線が北日本を通過する予想です。前線が通過する前には暖かい空気が流れ込むため、東北や北海道の平地でも雨が降り、風が強まるでしょう。関東以西でも局地的に雨が降る可能性があります。低気圧の動向によっては、北日本の日本海側では8日(金)頃にかけて大荒れの天気になるおそれがあります。

九州から関東、東北と北海道の太平洋側は、9日(土)と10日(日)は広く晴れるでしょう。東京都心などでは予想最高気温が20℃を超える地域もあり、まるで秋のような暖かさです。しかし、気温の寒暖差は大きいため、服装選びには要注意ですね。

11日(月)は低気圧が九州に近づくため、西日本を中心に雨が降るでしょう。関東や北陸などは雲が多くなり、急に寒くなる可能性があります。体温調節に気を付けてください。

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12日(火)~17日(日) 天気の変化が早い 冬の寒さ

12日(火)は、本州の南を低気圧が進み、広い範囲で雨が降るでしょう。東海や関東甲信の内陸部などでは雪が舞いそうです。13日(水)は、北日本を中心に冬型の気圧配置が強まり、日本海側では断続的に雪や雨が降るでしょう。

太平洋側は13日(水)と14日(木)は晴れる予想ですが、天気が短い周期で変わりそうです。15日(金)以降は、曇りや雨の日が多くなるでしょう。

気温は、九州から東海ではこの時期としては高めの予想です。一方、関東から北海道は平年並みの気温が続き、関東では日ごとの気温差が大きくなるでしょう。札幌は日中でも0℃前後と、厳しい寒さが続く見込みです。水道の凍結などにもご注意ください。

以上、2週間の天気予報でした。最新の天気情報は、日本ニュース24時間をご覧ください。

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