安倍派5人衆、裏金疑惑に初めて言及 桜田元五輪相は二階派に退会届を提出

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日本ニュース24時間によると、自民党内で深刻化している“パーティ券裏金疑惑”について、安倍派の萩生田政調会長が初めて言及しました。一方、桜田義孝元五輪相は二階派に退会届を提出しました。

自民党に“激震”続く 野党追及へ

自民党内の派閥に関する政治資金パーティーの収入問題が問題となっています。安倍派では、パーティー券の収入の一部が所属議員に戻され、このキックバックが裏金化されたとの疑いが浮上しています。安倍派の有力議員である松野官房長官、西村経産相、萩生田政調会長、世耕参院幹事長、高木国対委員長の5人は特に注目されています。

萩生田政調会長は12月5日午後4時半ごろ、初めて疑惑について言及しました。彼は安倍派の政策グループが事実関係を慎重に確認し、適切に対応することを認識しており、自身の政治団体については政治資金規正法に従って処理していると話しています。

そして、安倍派の中堅議員である堀井学内閣府副大臣にもキックバックの疑惑が浮上しています。彼は記者団に対し、派閥からキックバックを受けたことについては確認中であり、事実確認ができ次第報告すると述べています。

桜田元五輪相が退会届を提出

さらに、パーティー券のキックバック疑惑が持たれている二階派に桜田義孝元五輪相が退会届を提出したことが明らかになりました。桜田元五輪相は経済的に余裕がなく、パーティー券を販売することが困難であったことをぼやきました。彼は300枚のノルマを抱えていたが、その負担は大変だったと語っています。

野党側は今週行われる予算委員会の集中審議で、岸田首相を厳しく追及する構えです。

【参照リンク】日本ニュース24時間