日大アメリカンフットボール部の薬物問題をめぐり、日本大学の林真理子理事長を含む関係者が12月4日に記者会見を行いました。この問題は、多くの注目を集めており、アメフト部の存続に関する話し合いが続けられています。
改革を成し遂げる責務
林真理子理事長は、会見で「違法薬物をめぐって逮捕・起訴されたこと、また、大学としての一連の対応の混乱により大変なご心配とご迷惑をおかけしましたことを改めて深くお詫び申し上げます」と述べました。彼女は改革を成し遂げる責務を全うしたいと強調しました。
アメフト部の継続審議中
アメフト部の存続については、理事会が現在継続審議中であり、廃部の方針が打ち出された理由についても明かされました。アメフト部の単独寮における集団的・常習的な犯罪の疑いについて、再発防止策検討委員会は「全員が知らなかったわけではなく、知っている学生もいたんだろうなという感触はあります」との結論に達しました。
廃部になった場合の対応
アメフト部が廃部となった場合の対応についても議論が行われています。廃部後に全員を退部させ、再入部の確認を1人ずつ行う案や、競技スポーツ部から格下げしてチームを存続させる案などが浮上しています。ただし、廃部となった場合でも、学生は外部のクラブチームや同好会としてアメフトを続けることができるようになるそうです。
競技スポーツセンターの新設
また、今後は「競技スポーツセンター」を新設し、競技部に目が行き届くよう体制を見直すとの計画も発表されました。これにより、類似の問題が再発しないようにするための体制強化が行われることになります。
結論を出す時期についてはまだ決まっていませんが、林真理子理事長は「出来るだけ早いうちにと思っています」と述べています。廃部の決定には多くの人々の意見が反映されることでしょう。
この問題については今後も注目が集まること間違いありません。日本大学としての対応に期待しましょう。
原文の記事リンク: 日大アメフト部問題について
