ベーカリーチェーン「ベルベ」元社長、詐欺容疑で逮捕 事業停止・失踪

日本ニュース24時間

神奈川県警本部では、ベーカリーチェーン「ベルベ」の元社長である石川民夫容疑者(77歳)が預金小切手3000万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で逮捕されました。石川容疑者は2021年11月に事業を停止した後、行方をくらましていました。逮捕時には横浜市瀬谷区の知人宅に身を寄せていたということです。

石川容疑者の詐欺容疑と逮捕

石川容疑者は2021年9月、大和市内の飲食店で、知り合いの不動産会社代表に対し、「土地取得を進めている。3000万円が必要だが銀行融資は審査に時間がかかるから、貸してほしい」と預金小切手1枚をだまし取った容疑があります。石川容疑者はこの容疑を認めています。神奈川県警は、石川容疑者が預金小切手を換金し、詐取した金を事業資金に充てたとみて調査を進めています。

ベルベの倒産と負債額

ベルベは神奈川県内を中心に東京都内や静岡県内でベーカリーチェーン28店舗を展開していました。しかし、2021年11月には全店舗を閉鎖し、自己破産を申請する事態となりました。その際の負債額は約59億円であり、ベーカリー業界の倒産としては過去最大とされています。

結びに

この事件は社会に衝撃を与えた事件です。ベルベの元社長である石川容疑者が預金小切手をだまし取り、その資金を事業に充てた疑いがあります。ベルベの倒産によって、関連する人々や従業員に多大な影響が出たことは言うまでもありません。今後の調査の進展や裁判の結果に注目が集まるところです。

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