米バイデン大統領、ウクライナ支援予算を議会に訴え 「プーチンを勝たせてはいけない」

アメリカのバイデン大統領が、野党・共和党に向けてウクライナ支援の予算を議会で承認するよう求めました。バイデン大統領は「プーチンを勝たせてはいけない。それがアメリカの国益であり、すべての友好国の利益である。ウクライナへの武器の供給を妨げることは、プーチンの立場を強くするだけだ」と述べました。

ウクライナ支援の予算が承認されない危機

バイデン政権は10月、ウクライナへの追加の支援を盛り込んだ緊急予算を議会に要請しました。しかし、共和党の一部が反対しているため、予算の承認が見込めない状況が続いています。もし年末までに予算が枯渇し、軍事支援が中断されると、ウクライナは危険にさらされることになります。

プーチン大統領の望む最大のプレゼント

バイデン大統領は、議会がウクライナ支援の予算を承認しないことは、プーチン大統領が望む最大のプレゼントであり、アメリカのリーダーシップを放棄するものだと強く批判しました。彼はロシアがウクライナを占領したら、次はNATO(北大西洋条約機構)の同盟国を攻撃する可能性があることを指摘し、侵略者を増長させてはならないと強調しました。

超党派で予算を承認する必要性

共和党が求めている国境警備の予算について、バイデン大統領は政権として「相当な妥協をする用意がある」とした上で、超党派で予算を承認するよう呼びかけました。彼はウクライナ支援の予算と国境警備の予算は切り離すべきではないとしています。

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