『ワンピ』モヤモヤが収まらない鬱展開 「やっぱり嫌い」「壮絶すぎ」「耐えられない」

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言わずと知れた人気マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』は、感動シーンだけでなく、心にトラウマを残す場面も多く描かれています。本記事では、『ONE PIECE』の鬱展開を紹介します。

感動だけじゃない! 読者もトラウマになるシーンに「エグすぎる」

最初に挙げられる鬱展開の一つは、主要キャラクターであるナミとロビンに関するものです。

ナミは、義姉ノジコとともに養母であるベルメールに育てられましたが、海賊アーロン一味によって射殺されます。ナミは「ナミ!! ノジコ!! 大好き♡」と叫びながら、亡くなる母の目の前で立ち尽くす場面は、多くのファンの心を深く揺さぶりました。このシーンは、血のつながらない家族の絆に感動したファンから「一番心に残っているシーン」「ベルメールの優しさに脱帽」「感涙必須」と称賛の声が多数寄せられました。しかし、わずか8歳の少女が母親を目の前で亡くすという構図については、「よくトラウマを克服できたな」「子どもの前で平気で殺すとか、やっぱり(アーロンが)嫌いだわ」と、ナミの強さを称賛しつつ、海賊の理不尽さに対する憤りの声も多くありました。

また、ロビンの母親であるニコ・オルビアも悲劇的な死を遂げています。オルビアは考古学者であり、世界政府に禁じられた歴史の研究をしていました。しかし、バスターコールによってオハラの地は戦場となり、オルビアは火事に巻き込まれて命を落としました。ロビンと再会した短い時間も束の間、再び別れを迎えることとなりました。ネット上では、「いまだに泣ける」「ロビンもだけど、オルビアの気持ち考えるとやばい」と、ロビンとオルビアの悲劇に心を痛める声が多く聞かれました。

笑顔以外を失ってしまう、人間改造の悪魔の実「SMILE」の失敗作

「ドレスローザ編」で登場する人造悪魔の実「SMILE」は、シーザー・クラウンによって作り出された悪魔の実です。この実を食べた者は、笑顔以外の感情を表現できなくなってしまうという副作用を抱えています。特に「ワノ国編」では、霜月康イエの処刑シーンが衝撃的でした。康イエを見守るえびす町の住人たちは、SMILEの副作用によって康イエの処刑を笑いながら受け止める場面が描かれました。この異様な展開は、SMILEの恐ろしさを読者に強く印象づけました。

なお、「SMILE」の副作用については、効果的な治療法が明かされていないため、今後のストーリーの伏線として期待されています。

以上が、『ONE PIECE』における鬱展開の一部です。このような場面が読者の心に深い印象を残す一方で、作品の魅力をより一層引き立たせています。

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