東京・港区の新藤加菜区議が『密入国者をCMに使う企業』と根拠不明情報拡散 ネット上では疑問の声相次ぐ

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東京都港区の新藤加菜区議(30歳)がSNSに投稿した内容が議論を巻き起こしています。人気カップ麺のCM動画に対して、「密入国者をCMに使う企業」とのコメントをつけた新藤区議に対して、ユーザーからは「密入国者って情報は入管局に確認済みですよね?」「本当にこれが密入国者なの?議員が断定して大丈夫?」と疑問の声が相次いでいます。

新藤加菜区議、物議を醸している『密入国者』投稿【写真】

新藤区議は8日、人気カップ麺の公式アカウントが投稿したCM動画を引用し、「密入国者をCMに使う企業が許されて、トランスジェンダーの問題を指摘した本は出版停止に追い込まれる世の中、ホントに嫌だ。キモすぎ」と投稿しました。

このCM動画には、韓国出身で大阪育ちの女性タレントが登場しています。このタレントは海外でも幅広い活動経験がありますが、新藤区議がどうやって「密入国者」としているのかははっきりしていません。ユーザーからは「密入国者って誰のこと?それは事実なの?」「決めつけていいのか、間違いの場合はどうするつもりだ」「完全にアウトだと思います。公職に就いている人間がするツイートじゃない」といった批判の声が相次いでいます。

新藤区議は2020年7月に東京都議補選に「ホリエモン新党」から、千葉県印西市長選には「NHKから国民を守る党」から立候補しましたが、いずれも落選しています。今年4月に行われた港区議選では無所属で出馬し、初当選を果たしました。また、「ゆづか姫」の名前でも動画配信をしていたことでも知られています。

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