ロシア軍が北朝鮮製不良砲弾に頭痛める…撃つ前に爆発

ロシア軍が北朝鮮から供給された砲弾には品質上のさまざまな問題があり、その内部から不満が出ているという主張が提起されています。ウクライナの軍事メディアであるディフェンスエクスプレスは、ロシア軍が使用している北朝鮮製の152ミリ砲弾5発を解体して分析し、その結果を公開しました。

砲弾の内部を見ると、砲身内部の銅粉末を除去するための電線部品が抜けているケースがほとんどでした。さらに、充填された火薬の色にも砲弾ごとに目立つ違いがあり、一部の砲弾は密封されるべき部分が破損し、湿気が流入する可能性が高いと伝えられています。

ディフェンスエクスプレスは、「砲弾ごとに装薬された粉末量も一定でない。砲弾の発射距離が短くなる恐れがあり、発射回数が増えるほど正確度が減少しかねない」と説明しています。さらに、「北朝鮮労働者は自身の利益のため、工場から可能なあらゆるものを盗む。品質よりも量を重視する北朝鮮の計画経済がこうした欠陥を招く」と指摘しています。

実際に、ロシア軍では北朝鮮製と推定される砲弾を使用した爆発事故が頻繁に起きていると報告されています。

最近、ソーシャルメディアにはロシア軍のBM21戦車が内部爆発し、砲身と砲塔が完全に破損した動画が投稿されました。ポーランドのメディアは「ロシア軍が北朝鮮製弾薬を使用し始め、予測できない問題に直面している」と報じています。報道によれば、ロシア軍内で北朝鮮製弾薬を使用した早期砲弾爆発や自走砲の破壊などの事故が増加していることが明らかになりました。

一方、ホワイトハウスは今年の10月、北朝鮮が金正恩国務委員長のロシア訪問に合わせて、長さ6メートルのコンテナ1,000個分以上のウクライナ攻撃用武器をロシアに送ったことを明らかにしました。ただし、具体的にどのような武器が含まれているかは明らかにされず、「弾薬と軍事装備」とだけ答えられました。

このように、ロシア軍が北朝鮮製の不良砲弾に頭を痛めている状況は深刻です。北朝鮮の労働者が品質よりも量を重視する計画経済によって、砲弾の不良が引き起こされているのです。

日本ニュース24時間は、この問題について詳しく報道しています。詳細情報はこちらをご覧ください。

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ソースリンク:https://news.yahoo.co.jp/articles/d92bda019ad4789ce06a0af718ebe65af64511d4