都倉俊一文化庁長官、谷村新司さんとの別れ惜しむ「もっと良い音楽を作ってチンペイちゃんに報いたい」

都倉俊一さん(手前)

10月8日、74歳で亡くなったシンガー・ソングライターの谷村新司さんを送る会「喝采」が東京・品川区のグランドプリンスホテル新高輪の「飛天」で厳かに行われました。

発起人の一人であり、文化庁長官で作曲家の都倉俊一(75)は、「チンペイちゃんとは大学1年の時からの付き合い」と谷村さんを愛称で呼び、カレッジフォークやカレッジポップスというジャンルについて説明しました。その時期は、レコードが人気を集めていました。彼らは当時、同じシングルに収録される2曲の片面を「ロックキャンディーズ」と取り合った仲だったと語りました。「同じシングルなので、僕たちは自分がA面だと思っているし、きっとチンペイちゃんも自分がA面だと思っていたのではないかと」と当時を懐かしんでいました。

また、「同い年。本当なら、チンペイちゃんも今日で75歳になるはずなんですけど、悲しいというか運命というか。もっと良い音楽を作ってチンペイちゃんに報いたい」と都倉氏は語りました。彼は谷村さんへの別れを惜しんでいます。

この記事は中日スポーツから引用されたものです。