毎晩家にやってくる謎のネコ――首輪で“メッセージ交換”して判明した真相 2025年春にSNSをにぎわせた“あの通いネコ”のその後


毎晩、家に現れる謎のネコ

「玄関開けたらヨソのお家の子がいました」

玄関前で、どっしりと座る1匹のキジ白のネコ。あまりにも堂々としているため、この家で飼っているネコかと思いきや、見ず知らずのヨソのネコなのだという。玄関前でじっとたたずむ姿は、まるで家に入りたそうにも見える。

それからというもの、毎日この家に来るようになり、玄関で投稿者に甘えるように鳴き続ける。警戒しているのか、心を許しているのか、微妙な距離感とぎこちなさを感じさせつつ、少しずつ玄関の中へ。

「毎日来るじゃん ちょっと声が大きいですわよ」

「昨日も0時過ぎにやってきました」

リアルタイムでこの様子を実況していたのが、投稿者の「腹よわボーイ」さん。これらの投稿は瞬く間に話題となり、それぞれの投稿がたくさんの「いいね」を獲得して拡散した。

毎晩のようにやって来ては、玄関前で鳴いてゴロゴロするネコ。お腹を空かせている様子でもなく、ただ遊びに来ているらしい。人慣れしている様子から、どこかのお宅で飼っているネコのようにも見えるが、首輪もなく、その素性はわからない。

腹よわボーイさんがこのネコを最初に見かけたのは2024年の秋。月1〜2回の訪問ペースだったが、2025年の春先から“ほぼ毎晩”に変化した。

「だいたい21時以降に来て、1〜2時間程度玄関前でゴロゴロしていました」

かなりのおしゃべりで、よく鳴く。しかも、ただ鳴くのではなく、

「とても長く『にゃーーーーーーーーーーーーーーーー』と鳴くのが印象的」だったため、この頃は“ニャーちゃん(仮)”と呼んでいたそうだ。

SNSではこのネコが話題になる一方で、「迷子なのか?」「誰かの飼い猫なのか?」と、コメント欄には心配と好奇心が入り混じった声があがりはじめた。



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