大谷翔平選手は1日何時間寝ているか? 休養優先でオフをマネジメントする「オフファースト」の考え方


■休養=準備タイムととらえる「オフファースト」

 1日の行動を考えるとき、ふつうは朝起きたときをスタートラインと考えます。朝起きて、出勤して、仕事が終わって寝るまでの時間が「残り時間」。オンが先、オフが後という発想です。

 つまり、1日の仕事が終わった時点を起点として考えることになります。

 しっかり休養をとってから仕事をする。

 オフのあとにオンがあるのでオフファーストです。

 これまでの「疲れたら休む」の順番ではなく、休養を「準備」としてとらえましょう。

 一見なじみのない考え方のように思えるかもしれませんが、じつは、普段あなたがやっていることと同じです。

 準備をしてから行動する、ということを、私たちはすでに生活の中でやっています。

 オフの時間を準備と考えると、「オフが先、オンが後」になるのはごく自然なことですよね。

■オンよりオフをマネジメントする

 おそらくあなたは、仕事のさまざまなタスクをきちんと把握していると思います。

 「明日、何をやらなければいけないか」「来週の会議に必要な作業は何か」などがしっかり頭に入っていて、その日の時間の使い方を考える癖が身についている人も多いことでしょう。

 つまり、すでにオンのマネジメントはできているのです。

 でも、どうしても予定どおりに終わらないときはあります。急ぎの仕事が入ったり、作業を中断しなければいけないこともあるでしょう。



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