お刺身旅館 さんすいかくのオーナーが、Googleの口コミに対して率直な返信をしていることが話題になっています。宿泊者からの賞賛に対しては「ウチのようなカス宿を誉めていただいてありがとうございます」「心から感謝致します！」などのコメントが返ってくる一方で、批判的なコメントには「ちいせえヤツだな！」と返信しています。なお、お刺身旅館 さんすいかくは1971年創業の北海道・えりも町にあります。
返信の真意
オーナーによると、最初は口コミを放置していたそうですが、自分も人間なので、見ているだけではつまらないと思い、返信するようになったとのことです。オーナー自身が書き込んでいるこの率直な返信は、2003年頃から予約サイトに掲載を始めた時から続いているそうです。口コミは、お客様との交流の場と考えており、喜びのコメントには丁寧に返信する一方で、批判的な意見にはバッサリと返しています。口コミは宿泊料金には含まれていないため、フリーダムな交流の場として利用しているのだそうです。
宿の特長
お刺身旅館 さんすいかくは、えりも町の襟裳岬の近くに位置し、地元の漁師や仲買から仕入れた新鮮な魚を使ったお刺身が自慢です。時期や日によって異なる魚が楽しめますが、「サメガレイ」と「アブラボウズ」が特におすすめだそうです。まだ食べたことのない魚を刺身で味わえることが多いのだとか。ただし、12月から4月下旬までは営業しておらず、一般のお客様を受け入れていないそうです。
口コミへの返信を見て、宿泊を検討している方にとって参考になるとオーナーは話しています。「口コミや返信が次のお客様になるかもしれない、あるいはならないかもしれない。大抵はならないんですけど…。うちを選ぶときの参考になればと思います。過剰な期待や恐怖心を持って来られるよりは、ある程度お互いにいい距離感を保ちながらご利用いただいた方がいいと思います。宿は世界にうちだけではなくて、他にも選択肢はありますので」と語っています。
Source: 日本ニュース24時間
