元海軍三大将の赤犬・黄猿・青キジの現在が苦難に満ちていることが明らかになりました。
まさかの「黒ひげ海賊団」入りを果たした人物も
「青キジ」ことクザンの真意とは一体? 画像は「ONE PIECE 14thシーズン マリンフォード編 piece.5」DVD(エイベックス・ピクチャーズ)
かつて海軍大将の座には赤犬、青キジ、黄猿の3人が君臨し、「三大将」として知られていました。しかしその後、彼らはそれぞれ異なる立場で活動するようになりました。
今後のストーリーにおいて、元三大将の行く末が重要な役割を果たすことが予想されます。彼らの現在について振り返ってみましょう。
※この記事には『ONE PIECE』最新話付近の内容を含みます。
まず、最も波乱万丈な人生を歩んできたのがクザンです。センゴクが海軍の元帥を退いた際、クザンはその座を巡って赤犬との決闘に挑み、敗北の末に海軍を去りました。そして、マーシャル・D・ティーチに勧誘され、「黒ひげ海賊団」の一員になったと言われています。
クザンは海軍の正義を絶対視しない稀有な姿勢を持ち、海賊たちでも公平かつ公正な対応をしてきました。善悪の判断に悩んでいる彼は、旧三大将の中でも最も人間味あふれる人物です。そんな彼が「黒ひげ海賊団」の一員になった事実は衝撃的です。さらに、「ジェルマ66のあゝ無感情海遊記」というシリーズでは、クザンがビッグ・マムの縄張りに潜入し、シャーロット・プリンをさらったとされています。
また、「エッグヘッド編」では、「週刊少年ジャンプ」本誌でクザンが「黒ひげ海賊団」のメンバーとして活動している様子が描かれました。海賊島ハチノスで「海軍の英雄」モンキー・D・ガープとの戦闘を繰り広げ、かつてクザンがガープの一番弟子だった過去も明らかにされました。
組織に縛られず、自分の正義を貫くというスタンスは、おそらくガープからクザンに受け継がれたものでしょう。では、なぜ海賊として悪事に手を染めるようになったのか、その謎は深まるばかりです。