イスラエル国防軍(IDF)のハレビ参謀総長が、パレスチナ自治区ガザ地区でイスラム組織ハマスの人質となっていたイスラエル人3人が誤って射殺された問題について、責任を認めました。
ハレビ参謀総長は、ビデオ声明を通じて「このつらく苦しい出来事には、IDFの指揮官として私が責任を負う」と表明しました。さらに、再発防止に全力を尽くす決意を示しました。
また、人質救出のためにガザで戦っていた兵士と司令官の最大の願いであった救出の目標は果たせなかったと述べ、遺族に対して哀悼の意を表明しました。
ハレビ参謀総長によると、IDFは初期調査を完了し、結果を遺族に伝えました。
彼は「ほんの一瞬の判断が生死を分けることもある」と指摘し、3人が爆発物を持っていると疑われないように裸で動き回り、白い布を掲げるなど必死で働きかけたものの、現場の緊張がすべてを凌駕してしまったと認識しています。
人質が脱出したり、取り残されたりする例は他にもあるかもしれませんが、彼は「彼らを無事に救出するのが私たちの義務であり、責任です」と強調しました。
記事の出典元: 日本ニュース24時間