鳥取市立小学校の校名が早くも変更!振り回された子どもたちに憤りの声

鳥取県倉吉市で、市立小学校の校名が4月に開校したばかりにも関わらず、来年4月から変更されることが決まりました。この決定は地域全体を巻き込んだ騒動の末に行われたもので、保護者たちからは「振り回された子どもたちがかわいそう」との憤りの声が上がっています。

校名変更の経緯

校名変更の経緯は、昨年6月に児童数の減少により統合される「成徳」と「灘手」の両小学校の校区住民らでつくる統合準備委員会が校名を議論しました。投票の結果、「至誠」と「打吹」が同数の8票となり、委員長の判断で「至誠」が新校名に選ばれました。ただし、「至誠」は地域の歴史や名称とは関係がない言葉であるため、住民から反発が起きました。

その後、市民を対象にした公募では「うつぶき」を含む「打吹」案が最多の150件となりましたが、「至誠」はたった1件だけでした。この結果、公募の選考過程が不透明と批判され、条例改正案が白紙に戻されました。その後、折衷案として「打吹至誠」が決定され、今年4月には「成徳」という名前で校舎が開校されました。

最終的に「打吹」に決定

最終的な校名決定のため、市教育委員会が校区の児童を含む世帯を対象に投票を行いました。投票の結果、「打吹」が105票と最多となり、来年4月から正式な校名が「打吹」に変更されることが全会一致で可決されました。

この変更により、事態はようやく収束する見通しです。ただし、子どもたちは新しい学校に通うにも関わらず、わずか1年で校名が変わることに疑問を持つかもしれません。保護者たちは市教育委員会から丁寧な説明を受け、混乱を含めて子どもたちに対して理解を示してほしいと話しています。

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