ウクライナ、ロシア爆撃機3機を撃墜か F16の引き渡しも

ウクライナ空軍がロシア軍のスホイ34戦闘爆撃機3機を撃墜したと発表しました。この戦果は、ウクライナの反転攻勢の遅れが指摘される中で、大きな勝利となります。一方、オランダのルッテ首相は、ウクライナに米国製F16戦闘機を引き渡す準備に入ったと表明しました。

ウクライナの反転攻勢が進行中

ロシアのウクライナ侵攻から1年10カ月が経過しましたが、クリスマス前にもかかわらず、両国の激しい戦闘は続いています。ウクライナのゼレンスキー大統領は国民向けのビデオ演説で、撃墜を強調し、自軍の兵士を称賛しました。また、「全てのロシア人パイロットは、われわれの反応を知るべきだ。罰せられない者はいない」と述べました。

オランダからの支援

ルッテ首相とゼレンスキー大統領は電話会談を行い、ルッテ首相はまず最初に18機のF16戦闘機を引き渡すと伝えました。ゼレンスキー大統領は謝意を示しましたが、具体的な引き渡しの日時はまだ明らかではありません。これにより、ウクライナが初めて西側諸国から主力戦闘機を供与されることになります。

ゼレンスキー大統領は、訪米時に制空権の欠如が反転攻勢の難航の原因として挙げ、F16などを活用して空中戦で優位に立ち、地上軍の攻勢を支援することを示唆しました。

ウクライナの勇敢な戦士たちが勝利を収めるなか、新たな展開に期待が高まります。

ソースリンク:日本ニュース24時間