水道橋博士が二審でも敗訴、記者会見に無関心な報道陣に愕然と

タレントの水道橋博士氏(61)が、前大阪市長の松井一郎氏からの損害賠償訴訟に敗れたと、21日に自身のツイッターで報告しました。

訴訟の経緯

水道橋博士氏は昨年2月、松井氏に対して悪印象を与えるツイートを引用して投稿しました。これに対して松井氏は、「極めて悪質」として、550万円の損害賠償を求めていました。

今年5月16日、大阪地裁はこの投稿が「名誉毀損」に当たると判断し、水道橋博士氏に110万円の支払いを命じる判決を下しました。その後、松井氏と水道橋博士氏双方がこの判決に不服として控訴していました。

二審での判決

この度、大阪高裁は一審判決を支持し、水道橋博士氏の敗訴を言い渡しました。

水道橋博士氏は判決を受けて、裁判所の「大阪司法記者クラブ」での記者会見を行いました。しかし、報道陣の関心はほとんどなく、ぶら下がり取材をしている報道陣は一人もいませんでした。

水道橋博士の不満

水道橋博士氏はSNS上で「佃弁護士が『こんなことは初めてです!』と驚いていたのはマスコミの一社もボクと弁護士に対し、誰も名刺交換すらしないこと」と述べ、「質問も読売の幹事社が『最高裁への上告への意思を問う』という一回のみ。会見後のぶら下がりも一人もいない。中学1年生の『中学生新聞』君だけが熱心に質問や周辺取材をしていた。コントだ」と不満を漏らしました。

この件に関して、水道橋博士氏と松井氏の争いはまだ終わっていないようです。

【写真】裁判で争う松井一郎氏


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