安倍派裏金疑惑、萩生田前政調会長にも任意聴取…還流分を収支報告書に不記載か

自民党派閥の政治資金パーティーを巡る事件で、東京地検特捜部が「清和政策研究会」(安倍派)幹部の萩生田光一・前党政調会長(60)から任意で事情聴取をしたことがわかった。

特捜部は、これまでに松野博一・前官房長官(61)、高木毅・前党国会対策委員長(67)、世耕弘成・前党参院幹事長(61)、同派座長の塩谷立・元文部科学相(73)から聴取を実施。松野、高木、世耕の3氏や西村康稔・前経済産業相(61)とともに「5人衆」と称される萩生田氏からも、派閥から所属議員側へのキックバック(還流)分が政治資金収支報告書に記載されなかった経緯などを確認したとみられる。

安倍派ではパーティー券販売のノルマ超過分を議員側に還流していたが、直近5年間で還流分の計約5億円が派閥側、議員側双方の収支報告書に記載されていなかった疑いがある。萩生田氏側も還流分を自身の政治団体の収支報告書に記載しなかったとされる。

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