ウクライナでボランティア活動していた英国国籍女性、住宅で遺体で発見される

ウクライナでボランティア活動をしていた英国国籍の女性が、クリスマスイブに自宅で亡くなっているのが見つかりました。

ボランティア活動としての貢献

写真: キャサリン・ミエルニツクさん
キャサリン・ミエルニツクさん

英国人のキャサリン・ミエルニツクさん(26)は、ウクライナでの戦闘医務兵としてボランティア活動を行っていました。彼女はロンドン生まれで、ブリストル大学で化学を専攻していました。

キャサリンさんは2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻後、自身の医療知識を活かして支援が必要な人々を助けるために行動を起こしました。彼女はウクライナの特殊作戦部隊で戦闘医務兵として活動し、国際奉仕団体と協力しながら、負傷した戦闘員の治療や医療品の運搬などに取り組んでいました。

悲劇の発生

キャサリンさんは自身のFacebookで、戦争の影響で多くの人々が家に戻ることやクリスマスを祝うことができない現状について触れていました。彼女は「戦争は精神的にも肉体的にも厳しいものです。私たちは毎日悲劇を目の当たりにし、希望を失っています。しかし、親切な言葉は私たちに大きな力を与えることができます」と述べています。

キャサリンさんが所属していたウクライナのボランティア団体「プロジェクト・コンスタンチン」は、彼女の死を非常に遺憾に思いながら、遺体を速やかに英国に送還するための努力をしていると発表しました。

結論

キャサリン・ミエルニツクさんは戦闘医務兵としてのボランティア活動に18カ月間取り組んできましたが、遺憾なことに彼女は亡くなってしまいました。彼女の貢献は称賛に値するものであり、彼女の家族に心からお悔やみ申し上げます。

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