山口達也、充実の仕事納めを報告
元TOKIOの山口達也氏が12月26日に自身のXを更新し、年内の仕事納めを報告しました。その投稿からは、この一年を象徴するような充実感がうかがえ、「山口達也は常に皆様に“生かされている”と感じる一年でした」と振り返っています。現在、山口氏は全国各地で講演会に引っ張りだこの状態です。
アルコール依存症との闘いを乗り越え、再起へ
2018年4月、泥酔による不祥事と強制わいせつ容疑での書類送検を受け、芸能界を引退した山口氏。2年後には酒気帯び運転で逮捕されるなど、困難な時期を経験しました。しかし、専門病院での治療や自助グループとの出会いを経て、2023年3月には自身が代表を務める会社を設立。アルコール依存症であることを公表し、断酒を続けています。
全国講演会で大成功、年収7000万円の報道も
山口氏の公式サイトによると、12月だけでも熊本、愛知、福井、神奈川、徳島など約10カ所で講演を実施。KDDIのような大手企業からのオファーもあるといいます。講演テーマは「飲酒とアルコール依存症の関係」や「ゼロからの再出発」など、自身の経験に基づいた内容が中心です。12月23日発売の『女性自身』では、年間約100本の講演をこなし、年収が7000万円に達する可能性も報じられました。元TOKIOとしての高い知名度と、その確かなトークスキルが彼の人気を支えています。Xで公開された生き生きとした近影は、その順調な活動ぶりを物語っています。
笑顔で仕事納めを報告する山口達也氏
『ザ!鉄腕!DASH!!』と元TOKIOメンバーの動向に不透明感
一方で、山口氏の順調な再出発とは対照的に、彼がかつて主力として活躍した番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)と元TOKIOメンバーを巡る状況は、このところ混迷を深めています。今年は元TOKIOと日本テレビの間で距離を感じさせる出来事が相次ぎました。
今年4月には、元TOKIOの国分太一氏が番組スタッフに対してコンプライアンス違反を働いたことが、日本テレビの福田博之社長から公表されました。この問題はTOKIO解散のきっかけともなりました。その後も、国分氏の『DASH!!』降板説明を巡る日本テレビとの対立や、松岡昌宏氏が週刊誌で語った番組に対する不信感も徐々に明らかになっています。さらに、日テレ幹部が城島茂氏に謝罪を試みるも受け入れられていないとの報道も流れました。
この「謝罪拒否」報道に対し、日本テレビは本誌に対し、「ご指摘の記事は事実無根の内容が多く、弊社として大変遺憾に思っております。誤った憶測に基づく他誌の記事を引用し、視聴者の皆様に誤解を与えるような報道は厳に慎んでいただくよう強く求めます。なお、『ザ!鉄腕!DASH!!』につきまして、番組終了の予定はございません」と回答しています。
結論
山口達也氏がアルコール依存症からの回復と講演活動を通じて新たな道を切り開き、順調な再出発を遂げている一方で、城島茂氏、松岡昌宏氏、そして長寿番組である『ザ!鉄腕!DASH!!』を巡る状況は不透明なまま年を越すことになります。今後の動向が注目されます。





