菅義偉官房長官は25日、東京都内で開かれた2020年東京パラリンピックのイベントに参加し、障害者スポーツの球技「ボッチャ」を初めて体験した。記者団には「障害の有無にかかわらず、一緒に楽しめるスポーツだと実感した」と語った。
パラリンピック東京大会開幕まで25日で1年。菅氏は「チケット販売も始まっている。完売して会場が観客でいっぱいになるよう、機運をつくりたい」と強調。「史上最高の大会」に向け政府を挙げ取り組む決意も示した。
イベントには、16年のリオデジャネイロ大会で銀メダルを獲得した広瀬隆喜、杉村英孝両選手や、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相も参加。菅氏は「メダリストの2人の技量に目を見張った」とも語った。