パズルゲームの金字塔で、長らく攻略は不可能とされた「テトリス」が初めて制覇されたとアメリカで話題になっています。
アメリカオクラホマ州に住む13歳の少年がテトリスを攻略し、その一部始終をYouTubeで公開しました。この動画は数多くのメディアで取り上げられました。
CNNは「ついにほぼ不可能なことをやってのけたようだ。テトリスに打ち勝った」と報道しています。BBCも「人間のプレイヤーとして初めて、ゲームを制覇したと考えられる」と伝えています。
テトリスは、上から落ちてくるパズルを操作・組み合わせ、横一列に並んだパズルを消すことでスコアを競うゲームです。
ギネス世界記録の公式サイトによると、1984年にソビエト連邦（現ロシア）のコンピューター科学者によってオリジナル版が開発され、1989年に任天堂の「テトリス」の登場で人気に火がつきました。
動画は40分ほどで、少年は「レベル19」「スコア000000」から始まり、少年が軽快にパズルを消し進めると、スコアは早い段階で「999999」に到達しました。レベルが上がるごとにパズルが落ちるスピードが増していきますが、少年は正確なパズル捌きで動じる様子はありませんでした。
動画で40分ほど経ったころ、ついに制覇の瞬間が訪れました。パズルの横一列が消えた後、画面が止まり「ブー」と機械音が鳴り響きました。
少年は驚きのあまり「なんてことだ…」と大慌てし、呼吸が荒ぶり「気絶しそう」「指の感覚がない」と信じられない様子でした。
この動画は177万回以上再生されています（1月5日時点）。
少年は動画の説明欄に「このゲームをプレイし始めた時、攻略するとは予想もしていなかった」と書いています。彼は過去にもテトリスをプレイする動画を多数投稿しており、その努力の結果、「人類初の攻略」を成し遂げたのです。
【ソースリンク】日本ニュース24時間
