愛子さまが「女性皇族の慣習」と闘い、ティアラの新調をストップさせる思い…「国民とともに」を実践

愛子さまが11日に行われる「講書始の儀」に初めて出席されると発表されました。この儀式では、天皇陛下が皇族方と学問の第一人者から講義を受けられる新春の宮中行事です。今年は日本語学、刑事訴訟法学、物理化学の専門家から講義を受ける予定です。

愛子さまは現在、学習院大学の4年生であり、成年皇族として3回目の新年を迎えましたが、これまで学業のため、祝賀の儀を除く新年の宮中行事への出席は見送られていました。

新年祝賀の儀で、雅子皇后をはじめとする女性皇族がコロナ禍で控えていたティアラを4年ぶりに着用しましたが、特に注目されたのは、愛子さまが叔母の黒田清子さんから借りたティアラを身につけていたことです。

「雅子皇后をはじめ、きらびやかな女性皇族の中でもひと際注目が大きかった愛子さまは、成年を迎えた際、コロナ禍で苦しむ国民を鑑みて両陛下と相談のもと、ティアラの制作を控えることになりました。成年皇族として3回目の新年を迎え、コロナも収束に向かっている今、国民からは新しいティアラを期待する声が多く聞かれますが、愛子さまは引き続き清子さんから借りたティアラを使い続けるのではないかと言われています」(宮内庁担当記者)

愛子さまは、日本が見舞われる災害の際、黙とうを捧げるなどして国民と共に心を寄せてきました。そのため、女性皇族が成人する際にはティアラの新調が慣習となっていますが、愛子さまはこの慣習に挑戦し、新しいティアラを作らない可能性が高まっています。

「ティアラは結婚時に返還されるものですが、宮内庁の倉庫には既に8個のティアラが保管されています。国民生活にインフレや災害の影響が及ぶ中、約3000万円もかけて新しいティアラを作る必要はないという愛子さまの思いが伝わってきます」(前出・皇室ジャーナリスト)

愛子さまは、能登半島地震の被災地の方々と共に、国民とともにという思いを行動で示しています。

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