安倍首相「災害に備え万全を期す」 千葉県で防災訓練に参加


 首都圏の9都県市合同防災訓練の視察に訪れた安倍首相(手前中央)=1日午前、千葉県船橋市

 安倍晋三首相は「防災の日」の1日、千葉県船橋市で行われた首都圏の9都県市による合同訓練を視察した。訓練は千葉県北西部を震源とするマグニチュード(M)7・3の大地震が発生したと想定で実施され、自衛隊や警察、消防など約5000人が参加した。

 首相は千葉港で行われた海上保安庁のヘリコプターによる漂流者の救助などを視察したほか、ボランティアセンターの運営訓練に参加。首相自身がボランティア役となり、受付票の記載や救助に使用するスコップの受け取りなどを体験した。閉会式では「災害に備え、国民の生命や財産を守るために今後とも万全を期していく」と語った。

 首相はこれに先立ち、首相官邸で行われた首都直下地震を想定した訓練にも臨み、緊急災害対策本部会議の立ち上げなど政府による初期対応の手順を確認した。



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