小林製薬といえば、「熱さまシート」や「ブルーレット」など、私たちの生活に欠かせない日用品の数々を生み出している企業として知られています。その小林製薬を率いる小林章浩社長は、なんとアメリカの名門会計事務所での勤務経験を持つ、異色の経歴の持ち主です。
今回は、小林社長がアメリカでの経験から何を学び、どのように小林製薬の経営に活かしているのか、グローバルな視点で企業経営を語っていただきます。
若き日のアメリカでの挑戦
小林社長は、1988年8月、アメリカの会計事務所 Peat Marwick Main & Co. (現KPMG LLPニューヨーク事務所)に入所しました。当時、日本の企業が海外進出を加速させていた時代。日本の会計基準とは異なるアメリカ式の会計を学ぶため、若き小林社長は海を渡ったのです。
「当時は、日本企業の海外進出が盛んでした。アメリカの会計基準を学ぶことは、将来必ず役に立つと確信していました」と小林社長は当時を振り返ります。
グローバルな視点で得たもの
アメリカでの勤務経験は、小林社長に大きな影響を与えました。特に印象的だったのは、多様な文化や価値観を持つ人たちとの出会いだったと言います。
「アメリカでは、様々なバックグラウンドを持つ人たちが、それぞれの個性を尊重し合いながら働いています。それは、当時の日本にはなかった、新鮮な驚きでした。」
また、成果主義の徹底したアメリカ社会で働く中で、成果を出すことの重要性、そしてそれを達成するための戦略的な思考を身につけたと言います。
小林製薬の経営に活かされるグローバル思考
帰国後、小林製薬に入社した小林社長は、アメリカで培った経験を活かし、様々な改革を断行していきます。
例えば、
- 海外市場への積極的な進出: これまで以上にグローバルな視点に立ち、海外市場への進出を積極的に推進しています。
- イノベーションの創出: 新しい技術やアイデアを積極的に取り入れ、独創的な商品開発を推進しています。
- 多様性と働きがいのある職場環境づくり: 社員の個性を尊重し、多様な働き方ができる環境づくりに力を入れています。
これらの改革は、小林製薬がグローバル企業として成長していくための礎となっています。
まとめ
小林社長は、アメリカでの経験を通して、グローバルな視点の重要性を痛感したと言います。そして、その経験は、小林製薬の経営にも色濃く反映されています。
常に変化を恐れず、新しいことに挑戦し続ける小林製薬。その根底には、グローバルな視点で未来を見据える、小林社長の揺るぎない信念がありました。
あなたも小林製薬の商品で、快適な毎日を送りませんか？
小林製薬は、これからもお客様の暮らしを豊かにする商品を、世界中に届けていきます。
