元グラビアアイドル森下千里氏、国政復帰は? YouTube炎上騒動から3年、政策理解度は進化したのか

2021年の衆院選で惜敗した元レースクイーンでグラビアアイドルの森下千里氏(43)。自民党は次期衆院選の比例代表東北ブロックで森下氏を単独2位とすることが報じられ、当選確実視されています。しかし、過去にはYouTube番組で政策への理解不足を露呈し、炎上騒動も経験している森下氏。あれから3年、国政復帰を目指す彼女の政策理解度は進化したのでしょうか?

国民の期待と不安が交錯する森下氏の立候補

森下氏は落選後も選挙区の石巻市にとどまり、地道な活動を続けてきたと評価する声もあります。しかし、自民党が彼女の知名度や女性であることを利用した“厚遇”だと感じる国民も多いのも事実。

SNS上では、

《間もなく自民党の比例東北から第二の今井絵理子氏が誕生します》
《「比例区で女性を」と言っていたが今度は元グラビアアイドルの森下千里ですか。自民党も懲りないですね。今井絵理子でタレント議員は使えないと分かっているのに》
など、皮肉交じりのコメントも見られます。

森下千里氏が国会内でポーズをとる写真森下千里氏が国会内でポーズをとる写真

過去の炎上騒動を振り返る

2021年12月、森下氏はYouTube番組に出演し、ひろゆき氏、西村博之氏と対談。国政を目指した理由を問われると、

「タレント時代、日本中ロケなどであちこち回って日本が大好きなので日本を守っていけたらいいなと思っていた」
と発言。しかし、具体的な政策について尋ねられると、
「例えば食料自給率をあげたい」
と答えるのが精一杯。食料自給率の定義を問われると沈黙してしまう場面もありました。

この動画は現在も拡散され続けており、森下氏に対する批判の声は少なくありません。

3年間の活動で見せた成長はあるのか?

森下氏は落選後、地域活動に積極的に参加し、地元住民との交流を深めてきました。しかし、政策論を交わした公開討論の場などは設けられておらず、彼女の政策理解度がどれほど向上したのかは未知数です。

国民の声に応える政策を示せるかが問われる

森下氏が国政復帰を果たすためには、過去の炎上騒動を払拭し、国民の声に応える具体的な政策を示す必要があります。タレント議員に対する厳しい目が向けられる中、森下氏の今後の動向に注目が集まります。