ワッキーさん、壮絶ながん闘病生活を語る!味覚障害、喉の痛み…それでも支えた家族の愛とは?

2020年、人気お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさんに、突然がんが襲い掛かりました。スポーツ万能で健康体そのものだった彼が、なぜがんに?今回は、ワッキーさんが体験した壮絶ながん闘病生活、そして彼を支え続けた家族の愛についてお伝えします。

喉のしこり、そして原発不明がんとの闘い

異変に気づいたのは、喉の左側にできたしこりでした。最初は気にも留めなかったものの、わずか1週間で2倍の大きさに。大学病院を受診したところ、「がん」の宣告を受けます。

しかし、ここからが長い闘いの始まりでした。精密検査を繰り返してもがんの発生源が見つからず、「原発不明がん」と診断されてしまいます。

経験と勘が奇跡を起こす!がん専門病院での診断

セカンドオピニオンを求めてがん専門病院を受診したワッキーさん。ここでも原発は見つからず、首のしこりの切除手術が決まります。

ところが、術前の最後の診察で、医師が喉の奥を触診し「何か気になる」と一言。最後の望みをかけて再度検査を行った結果、ついに「中咽頭がん」を発見したのです!

ワッキーさん、壮絶ながん闘病生活を語る!味覚障害、喉の痛み…それでも支えた家族の愛とは?

2か月間入院して治療を受けた。その間も副作用に苦しんでいたワッキー(本人提供)

過酷な化学放射線療法と闘う日々

中咽頭がんは化学放射線療法の効果が高いため、ワッキーさんは手術ではなく、抗がん剤治療と放射線治療を選択。2か月間の入院生活が始まりました。

しかし、化学放射線療法の副作用は想像以上に過酷でした。

味覚障害、喉の激痛…愛する食べ物が泥の味に

当初は美味しく食べられていた大好きなみそラーメンも、10日ほどで味が分からなくなってしまいます。ヨーグルトは泥を食べているような感覚になり、精神的にも追い詰められていきました。

さらに、放射線の影響で喉に激痛が走り、食事をすることさえ困難に。

家族の愛が支えた闘病生活

想像を絶する闘病生活の中で、ワッキーさんを支え続けたのは家族の存在でした。

「妻や子供たちが作ってくれる手料理が、どんな高級料理よりも美味しく感じました。家族の支えがあったからこそ、つらい治療にも耐えられたんです。」

つらい経験を乗り越えて

壮絶ながん闘病を経験したワッキーさん。現在も後遺症と闘いながら、芸能活動を続けています。

「がんは決して他人事ではありません。少しでも異変を感じたら、ためらわずに病院を受診してください。」

彼の言葉は、多くの人に勇気を与えてくれるでしょう。