“超棒読み”なんて言わせない!唐田えりかの演技に注目が集まる理由
近年、日本のドラマや映画界では、大げさな演技が目立つ中で、唐田えりかの演技は「超棒読み」と評されることがあります。しかし、イケメン研究家である加賀谷健氏は、唐田えりかは、今の日本エンタメ界において数少ない実力派女優の一人だと断言します。
Netflixで独占配信中の女子プロレスドラマ『極悪女王』での唐田えりかの演技を見れば、きっと誰もが納得するはずです。
わずかな出演シーンでも光る存在感
2024年カンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した映画『ナミビアの砂漠』は、主演の河合優実さんの演技が話題となりました。しかし、この作品には、わずかな出演シーンながら、強烈な印象を残した女優がいました。
主人公・カナ(河合優実)とその恋人・ハヤシ(金子大地)が、家の鍵を忘れてしまい、オートロックを開けられずにいるところに、アパートの住人が帰宅します。 「何をもたもたしてるの?」とでも言うような、涼しげな表情で鍵を開けてくれる女性。
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彼女は、カナとハヤシの隣人。特に会話を交わすこともなく、それぞれの部屋に入っていくだけの短いシーンですが、無表情に近いあっけらかんとした佇まいの女性の表情が、なぜか目に焼き付いて離れません。
エンディングロールを見て驚愕!
わずかな出演時間にも関わらず、これほどの存在感を放つ女優。
「どこかで見たことがある…誰だったか?」
そう思って、エンドロールに目をやると、そこには「唐田えりか」の文字が。
「彼女しかいない」
そう確信したのは、あの独特の雰囲気と表情は、他の誰にも真似できないものだと感じたからです。
唐田えりかは、2021年に俳優活動を再開したばかり。そのため、スクリーンで彼女の姿を見るのは、初めてのような感覚にとらわれたのかもしれません。
自然体なのに目を引く、類まれなる才能
唐田えりかの魅力は、何と言ってもその自然体な演技力にあります。
演技をしているようには見えないのに、画面に映るだけで、なぜか目を奪われてしまう。
まるでそこに存在しているかのような、自然な演技で、観る者を惹きつけます。
『極悪女王』での彼女の演技は、まさに唯一無二。
「超棒読み」どころか、観る者を惹きつける不思議な魅力に溢れています。
ぜひ、Netflixで配信中の『極悪女王』を通して、唐田えりかの演技を堪能してみてください。