丸川珠代氏、東京7区で苦戦!元大臣の落選危機?!

間もなく投開票を迎える総選挙。東京では、各候補者が激しい選挙戦を繰り広げています。そんな中、ある情勢調査の結果が話題を呼んでいます。自民党が独自に行ったとされるこの調査によると、なんとあの大物候補までも落選の危機に瀕しているというのです。一体、何が起きているのでしょうか?

自民党独自調査で明らかに?

この調査は、東京都内の全選挙区を対象に、週に一度程度のペースで実施されている模様です。各候補者について、性別、年代別、地域別など、詳細な支持率が記載されており、自民党候補は「A」から「D」までのランク付けがされています。入手したメディア関係者の間では、その信憑性の高さが話題となっています。

イメージ戦略が裏目に?丸川氏の苦悩

今回の選挙で特に注目されているのが、政治資金問題で追風を受けられない自民党の面々です。その中でも、東京7区(港区、渋谷区)から出馬している丸川珠代候補は、苦しい戦いを強いられています。

元テレビ朝日のキャスターという知名度を武器に、環境大臣、五輪担当大臣を歴任してきた丸川氏。しかし、今回の選挙では、過去にパーティー券収入の不記載問題で戒告処分を受けたことが、大きな足かせとなっています。

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自民党独自調査によると、丸川氏の支持率は26.2%と低迷。対する立憲民主党の松尾明弘氏に30.8%とリードを許しており、ランクは「C+」にとどまっています。

「これまでの丸川氏の選挙は、知名度とイメージに頼った空中戦でした。地元活動はほとんど行っておらず、今回の『裏金』イメージが追い打ちをかけている形です」と、ある政治ジャーナリストは指摘します。

さらに、今回の選挙では比例代表との重複立候補を認められなかった丸川氏。選挙区で敗北すれば、議員の地位を失うという厳しい現実が突きつけられています。

地元に根を張る松尾氏との対決

一方、対する立憲民主党の松尾氏は、長年この地域で活動してきたベテラン議員です。地域住民の声を丁寧に聞き取り、地道な活動を続けてきたことが、今回の選挙戦でも強みとなっています。

「松尾さんは、地域住民との距離が非常に近い政治家です。今回の選挙でも、その実績と人柄が評価されているのではないでしょうか」と、別の政治部記者は分析します。

果たして、丸川氏は「裏金」イメージを払拭し、逆転勝利を収めることができるのでしょうか?それとも、松尾氏が堅実な戦いを続けて勝利を手にするのでしょうか?注目の一戦から目が離せません。