軽SUVの復活に期待大!
スズキの軽SUV「ジムニー」は世界最小の本格四輪駆動車として独自の地位を確立していますが、かつて三菱がライバルモデル「パジェロミニ」を発売していました。
2012年に生産を終え12年が経過するなか、復活の噂も絶えませんが、そんな“次期”パジェロミニに対しSNSなどに多くの声が集まっています。
かつてパリ・ダカールラリーを席巻し、三菱のいち時代を築き上げた本格四輪駆動車「パジェロ」。
その名を継承した軽自動車が、1994年に登場したパジェロミニでした。
既存モデルのパワートレインは流用せず、兄貴分のパジェロに先んじてビルトインラダーフレームを採用したほか、パジェロの技術が多く注ぎ込まれました。
高い走破性を有しつつ、快適性や使い勝手を確保したバランスの良さもあって広く支持を集めましたが、2代目パジェロミニの販売開始から12年を経て販売台数が低下。2012年6月に生産を終了し、パジェロミニの名前は途絶えています。
現在三菱は、日産との合弁会社「NMKV」で共同開発をおこない、各ブランドで軽自動車を販売しています。
次期パジェロミニが復活するとすれば、同様にNMKVでの開発がおこなわれるでしょう。
初代や2代目ほどの凝った専用設計は難しそうですが、日産「デイズ」や三菱「eKワゴン」と同じCMF-Aプラットフォームを採用した軽SUVがあれば、スズキ「ジムニー」のみならず「ハスラー」やダイハツ「タフト」などの対抗車として注目を集めそうです。
2024年現在、三菱からの公式アナウンスは一切ありませんが、大いに期待したいところです。
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そんな“次期”パジェロミニに対し、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。
多かったのは「復活を待ってます」「楽しみ」「ジムニー独占はつまらない」など、新型パジェロミニの登場に期待を寄せる声でした。
いっぽうで「eKシリーズの派生は」「本格4WDじゃないと意味がない」「縦置きFR以外はパジェロミニではない」など否定的な意見も多く見られます。
2024年に入り、一部新聞紙上などでパジェロが復活する見込みだとの報道があり、三菱ファンの間でにわかに話題となっています。
この流れにのって新型パジェロ“ミニ”の復活が本格的に動き出すのか、今後の動向から目が離せません。
くるまのニュース編集部