三菱ふそう、新型「エアロクィーン」「エアロエース」を発表！15年ぶりのフルモデルチェンジで燃費・安全性能が大幅に向上

三菱ふそうトラック・バスは、2024年10月17日に新型「エアロクィーン」と「エアロエース」を発表し、10月より順次発売を開始しました。大型観光・高速路線バスとして長年愛されてきた「エアロ」シリーズが、約15年ぶりにフルモデルチェンジ。今回は、新型エアロクィーンとエアロエースの魅力に迫ります。

進化したデザインと快適性

新型エアロクィーンのエクステリア

新型エアロクィーンとエアロエースは、内外装のデザインを一新。精悍で飽きのこないスタイルに生まれ変わりました。運転席周りは独立性を高め、運転手の疲労軽減と操作性の向上を実現。客室は、螺旋階段状のデッキやモダンなデザインを採用し、快適性とデザイン性を両立しています。

今回のフルモデルチェンジでは、安全性能と環境性能が大幅に向上しました。2025年度重量車燃費基準に適合し、燃費性能が向上。また、緊急時に自動ドアを手動で開けるための非常用解放コックを前扉の上部にも標準装備し、安全性も高めました。

新型エアロクィーンの運転席

安全装備として、衝突被害軽減ブレーキ「アクティブ・ブレーキ・アシスト4（ABA4）」、左側方監視「アクティブ・サイドガード・アシスト」、ドライバーモニタリング機能「アクティブ・アテンション・アシスト」、ドライバー異常時対応システムなどを搭載。乗客と運転手の安全を最優先に考えた設計となっています。

パワートレインは、従来モデル同様、381馬力の7.7リッター直列6気筒ディーゼルターボエンジンに8速AMTを組み合わせ、力強い走りを提供します。

新型エアロクィーンとエアロエースの価格は、以下のとおりです。

新型エアロクィーンとエアロエースは、安全性、快適性、環境性能を高いレベルで実現した、次世代の大型観光・高速路線バスといえるでしょう。今後のバス業界を牽引する存在として、期待が高まります。