「静かで大人しい人」は、騒がしい世の中で損をしている? いいえ、そんなことはありません! 台湾出身で、自身も超内向型でありながら、超外向的なアメリカ社会で成功を収めたジル・チャン氏のベストセラー『「静かな人」の戦略書』によると、「聞く力」「気配り」「謙虚さ」「冷静さ」「観察眼」といった内向的な人が持つ能力は、実は大きな強みになるというのです。
会話を制する者は、聞き上手なり!: 内向型の強みを引き出す会話術
内向型の人が苦手意識を持ちやすい「会話」。しかし、ちょっとしたコツを掴むだけで、会話はもっと楽しく、有意義なものになります。
会話を深掘りする「芋づる式」質問法
「会話が続かない…」
「面白い話を引き出せない…」
そんな悩みをお持ちのあなたへ。ジル・チャン氏が推奨するのは、「芋づる式」質問法です!
例えば、映画の話になったとします。
相手:「最近、話題の〇〇って映画見たよ!」
あなた:(映画の知識がなくても大丈夫! 相手の言葉から、気になる点を拾い上げて質問してみましょう。)
- 「へぇー!どんなストーリーなの?」
- 「面白そう! どんなところが良かった?」
- 「〇〇監督の作品って初めて見たんだけど、他におすすめの作品ある?」
このように、相手の言葉に丁寧に耳を傾け、そこから疑問点を拾い上げていくことで、自然と会話は深まっていきます。
「何でもいい」から質問してみよう!
「こんな質問、変に思われないかな…?」
そんな風に考えてしまうことはありませんか? 雑談で大切なのは、完璧な質問をすることではなく、相手に興味を示すことです。
「へぇー!」
「それで、どうなったの?」
「すごいね!」
シンプルな相槌や質問でも、相手は「話を聞いてもらえている」と実感し、好意的な反応を示してくれるでしょう。
聞き上手は、最高の聞き役
会話の内容が専門的になったり、自分があまり詳しくない話題になった場合は、無理に話そうとせず、聞き役に徹することも大切です。
「なるほど…」
「それで?」
相槌を打ちながら、興味深く話を聞くことで、相手は気持ちよく話せるはずです。
まとめ: 静かなあなたも、会話上手になれる!
内向的な人は、持ち前の「聞く力」を活かすことで、会話上手になることができます。
相手の話に真剣に耳を傾け、「もっと知りたい!」という気持ちを込めて質問を投げかけてみましょう。きっと、会話がより楽しく、実りあるものになるはずです。
会話上手になるための第一歩を踏み出してみませんか?