お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が19日深夜に放送されたニッポン放送「オードリーのオールナイトニッポン」に出演。自身と周囲が「老けたなぁー」と感じた出来事を語った。
14日に行われた「オードリーとケイダッシュ芸人のネタライブ」に、同じケイダッシュステージに所属する原口あきまさ、はなわ、ハマカーン、ヤーレンズらとともに出演。打ち上げの席で、2016年に路上で倒れ、44歳の若さで亡くなった前田健さんの話題となったという。
前田さんは同事務所の先輩で、若林や相方の春日俊彰とは売れない若手時代から親交を深めた中。若林は「『今の時代にマエケンがいたら、コメンテーターとかになってるんだろうね』ってはなわさんが言って、オレもたまに考えるんだよね。こういう世の中になって何が正しいんだろうって時に、マエケンさんってすげえ実力を発揮しただろうなって」と、語った。生前に前田さんが上梓した小説「それでも花は咲いていく」を、「何度か読み直したけど、ホントに素晴らしい出来なんだよね」と、絶賛しつつ、前田さんの意見に一目置いていたことを明かした。
その後も前田さんの話題で続いたが、若林は「老けたなぁって思ったのが、酔っ払ってるから『いやー(前田さんと)今、しゃべりたいなぁ』ってオレが言ったの。何気なく。そしたらみんな下向いて涙ぐんでんの」と、苦笑。春日が「おい頼むぜ、なんだよ」と呆れる中、「頻繁にやっちゃいけないな、と思ってこのライブは」と、年齢を重ねて涙もろくなった仲間たちを見つめていたという。