石田純一(70)の娘で女優のすみれ(34)が、“元カレ”との裁判で4500万円を勝ち取っていたことが本誌の取材で判明した。
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近年はテレビへの露出こそ減ったものの、すみれは一般男性と’21年11月に結婚し、’22年4月には第1子を出産。私生活では幸せいっぱいの生活を送っているものと思われていた。
しかし、’18年6月ごろから’21年4月まで交際していた男性・A氏との間に金銭トラブルがあることが『NEWSポストセブン』(’24年1月31日配信)にて報じられたのだ。それは、すみれがA氏に対し、運用のために預けた資金の返却を求める裁判を起こしているという内容だった。
その判決が9月26日に東京地裁で出され、A氏に対し、
〈原告(すみれ)に対し4489万4512円の支払い〉
を命じたのである。では、4500万円にも上る金銭トラブルとは、果たしてどんな内容だったのだろうか──。
◆「投資で増やそう」
すみれは’18年6月ごろからA氏と付き合い始めている。交際を続けていくうちにA氏はすみれに資産運用を勧めるようになる。裁判に提出されたすみれの陳述書によると、
《私(すみれ)はA(編集部注:陳述書では「被告」)に私の資産状況なども話すようになりました。すると、交際を開始して1年ほどしたころ、Aは私に対し『銀行に預けているのは無駄だ。投資して増やすべきです。私は金融の世界で働いているので、株やビットコインは詳しい。あなたのお金をうまく投資できる』とか『あなたにはファイナンシャル・アドバイザーが必要だ』などと言って、Aに投資での資産運用を任せるよう言ってくるようになりました》
という。こうして、すみれは「資産運用のエキスパート」であるA氏に、自分の資金を託したのである。その金額は合計2900万円。A氏はこの資金をさまざまな暗号資産(仮想通貨)取引で運用。デート中など、すみれにスマホで口座の画面を見せながら、「うまくいっている」、「上がっている」などと話していたという。A氏のこんな話から「自分の資産は順調に増えている」とすみれも認識していたようだ。
しかし、’21年4月に2人は約3年に及ぶ交際に終止符を打つことになる。
◆数千万もの大金が振り込まれていなかった
’21年4月にA氏と別れたすみれ。投資した大金については、こんな説明を受けていたという。
《そのころAは私に対し、私がAに運用を任せたお金は、すべてB社(編集部注:陳述書では、証券会社名)の口座に移してある、と説明していました。……彼のことを信用していましたので、彼の「B社の口座に移した」との言葉も信じました》(すみれの陳述書より)
しかし、それは嘘だったことが判明する。
《Aとの交際が終了した後、現在の夫と交際し始めました。そして、’22年2月ごろ私が夫に、Aが私の資産を運用してくれていたことを話すと、夫は私のB社の口座にアクセスし、Aがそこに何も移していないことに気づきました》(すみれの陳述書より)
いかにも彼女らしいというか、数千万もの大金が自分の口座にきちんと振り込まれているのか、夫に言われるまで1年近くも確認していなかったのである。口座に1円も振り込まれていないことを知ったすみれはA氏に「私の財産をどうしたのか?」とメールで問い合わせると、A氏は、
《『すべてを解決した』などと説明し、何も具体的な説明をしてくれませんでした》(すみれの陳述書より)
という。結局、すみれは’22年8月5日に、預けたお金の返還などを求めてA氏を提訴。この訴えに対してA氏側は、
《2人は’20年12月から婚約関係になる中、婚姻すれば財布は1つになるという共通の認識のもと、A氏の助言にもとづいて2人の資産を共同で投資運用を行っていた》
《しかし、交際を終了し同棲を解消する際、A氏からすみれに返金は不要でありA氏に債務がないことを、2人は確認し合意した》
などの主張をしている。しかしこの主張は認められず、すみれの請求どおりA氏に〈4500万円支払え〉という判決が出されたのである。ちなみに、すみれがA氏に預けた資金は2900万円だが、判決で4500万円になっているのは、A氏の運用によって資産が増えていたためである。
◆今度はA氏が「すみれの不貞行為」を告発
こうして金銭問題はすみれの勝訴で終わったわけだが、すみれがA氏を提訴したことによってA氏も反撃。2人は泥沼裁判へと突入していたのである。
『週刊女性PRIME』(’24年2月21日配信)が報じたところによると、すみれはA氏に日常的に暴力を振るっており、浮気もしていたという。そしてA氏は’23年2月に、すみれから暴行を受けていたとして、慰謝料と弁護士費用合わせて220万円の損害賠償を求める裁判を起こしていたのだ。
「この裁判は一審に続き、高裁でも’24年7月にA氏が敗訴しています。ただ、’24年1月には『A氏との婚約中に(すみれが)不貞行為を行った』としてA氏はすみれに対し330万円の損害賠償を請求する訴訟も起こしており、こちらの裁判はまだ終わっていません」(芸能関係者)
4500万円の勝訴と一連の裁判に関しての見解を聞くため、すみれと石田純一の事務所に問い合わせたが、ともに、
「裁判の詳細がわかりませんので、コメントは見送らせていただきたく思います」
とのことであった。終わらない泥沼裁判。2人の“内輪揉め”は一体いつになったら決着するのだろうか──。
取材・文:酒井晋介
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