年末の風物詩、紅白歌合戦。今年も豪華な顔ぶれが出揃うかと思いきや、早くも出場歌手への賛否両論が巻き起こっています。
NHKは選考基準に「今年の活躍」「世論の支持」「番組企画にふさわしいか」を掲げていますが、視聴者からは「なぜこの人が選ばれたの?」という疑問の声も少なくありません。
そこで今回は、20代から60代の女性500人にアンケートを実施。「2023年の紅白出場歌手の中で、今年は出てほしくなかった歌手は?」という質問に答えてもらいました。
紅組出場歌手で「今年は出てほしくなかった」ランキングTOP5
果たして、栄えある(?)1位に輝いたのは誰なのでしょうか?
第5位:NiziU(29票)&Ado(29票)
なんと、5位は2組が同率ランクイン!
【NiziUへの声】
4年連続出場となるNiziU。TWICEやITZYを輩出したJYPエンターテインメント所属の9人組グローバルガールズグループとして、日本でも高い人気を誇ります。
- 「韓国のグループじゃないの?似たようなグループが多すぎて、正直見飽きた」(40代・会社員・東京都)
- 「今年はヒット曲もないし、紅白に出るほどじゃない。JYP枠が多すぎるのも納得いかない」(20代・アルバイト・北海道)
【Adoへの声】
「うっせえわ」の大ヒットで知られる、顔出しNGの歌姫・Ado。2023年の初出場時は、京都・東本願寺をバックにシルエットのみで「唱」を披露しました。
- 「顔出しNGならテレビに出なければいいのに。シルエットだけじゃ本人かも分からないし、紅白に出る意味ある?」(30代・アルバイト・埼玉県)
- 「曲は嫌いじゃないけど、大晦日に聴きたいタイプの曲じゃない」(30代・パート・埼玉県)
第3位:新しい学校のリーダーズ(57票)
「首振りダンス」で世界的なムーブメントを巻き起こした、4人組ダンスボーカルユニット・新しい学校のリーダーズ。2024年には海外ツアーも開催するなど、グローバルに活躍しています。
- 「若い子は好きなんだろうけど、下品で見ていて不快。紅白にはふさわしくない」(60代・主婦・福岡県)
- 「ヒット曲は首振りダンスの曲だけだよね?今年も同じような曲しか歌わないなら、新鮮味がないし、以前のゴールデンボンバー状態になりそう」(20代・アルバイト・徳島県)
第2位:ano(71票)
バラエティ番組での独特なキャラクターでブレイクし、アーティスト「ano」としても活動する彼女。2023年に紅白初出場を果たしました。
- 「あの話し方が苦手で見るとイライラする。大晦日くらい見たくない」(60代・パート・神奈川県)
- 「歌が特別上手いわけでもないのに、なぜ紅白に出られるの?もっと実力のある歌手に枠を譲ってほしい」(30代・会社員・広島県)
第1位:伊藤 蘭(83票)
1977年にキャンディーズとして出場以来、46年ぶりに紅白の舞台に立った伊藤 蘭。『年下の男の子』『ハートのエースが出てこない』『春一番』のメドレーを披露しました。
- 「キャンディーズ解散後、歌手活動をしているイメージがなかった。なぜ紅白に出たの?」(50代・主婦・東京都)
- 「3人揃ってキャンディーズとして出るならまだしも、蘭さん1人では意味がない」(60代・主婦・大阪府)
- 「去年は娘さん(趣里)が朝ドラに出ていたから出場できただけ。今年は出る必要ない」(30代・主婦・埼玉県)
伊藤 蘭
まとめ
紅白歌合戦の出場歌手に対しては、毎年賛否両論が巻き起こります。今回のアンケート結果も、世代や音楽の好みによって意見が大きく分かれる結果となりました。
紅白歌合戦は、国民的歌番組として長年愛されてきました。出場歌手には、その年の顔として、視聴者に感動や興奮を与えてくれるようなパフォーマンスを期待したいですね。