服装規定をめぐり、再び航空会社に批判が殺到!
アメリカのスピリット航空で、搭乗直前に服装を理由に乗客が降ろされるという騒動が発生しました。 カリフォルニア州在住のテレサさんは、恋人とニューオーリンズ旅行へ向かうスピリット航空機内で、客室乗務員から服装について注意を受けたとSNSで訴え、波紋を広げています。
「肌を隠せ」の一点張り? 乗務員の対応に疑問の声
テレサさんによると、機内が暑かったため、上に羽織っていた服を脱いだところ、男性の客室乗務員から「肌を隠すように」と指示されたとのこと。テレサさんはクロップド丈のトップスを着用しており、お腹の一部が見えていたようです。
スピリット航空の機内で撮影されたテレサさんと恋人
周囲の乗客からも「服装に問題はない」という声があがったそうですが、最終的にテレサさんたちは飛行機を降りるか、警察を呼ぶかの選択を迫られたと主張しています。
泣き寝入りは納得できない! テレサさんの行動と周囲の反応
納得のいかないテレサさんは、この時の様子を動画に収めてSNSに投稿。 動画には、証拠の撮影をやめるよう指示する乗務員の声も記録されており、騒動の一部を垣間見ることができます。
テレサさんカップルはその後、スピリット航空から予約変更や払い戻しなどの対応を受けられず、自費で1000ドル(約15万円)をかけて別のフライトを手配せざるを得なかったそうです。
同様の被害? 赤ちゃんと一緒に降ろされた女性も
テレサさんのInstagramには、同じフライトでクロップド丈のシャツを着ていた別の女性が、幼い赤ちゃんを抱えながら飛行機を降ろされる様子も投稿されています。
SNSで拡散、航空会社への批判と疑問の声
一連の騒動はSNSで瞬く間に拡散され、スピリット航空の対応に疑問や批判の声が殺到しています。「服装に問題があるなら、搭乗前に伝えるべき」「乗務員の個人的な判断で、乗客を降ろすのはおかしい」といった意見が多く寄せられています。
曖昧なドレスコード、航空会社側の説明は?
スピリット航空は、今回の件に関する公式なコメントを発表していません。航空会社のドレスコードは曖昧な部分も多く、乗務員や状況によって判断が異なる場合もあるようです。
今回の件は、航空会社の服装規定や対応について、改めて議論を巻き起こす可能性があります。