今井絵理子議員 無神経な“アイドルポーズ写真”大炎上でフランス研修が再燃…報告書について本誌へ寄せた「ありえない回答」


【投稿あり】「いつまでアイドル気分」と批判殺到した“ポーズ写真”

10月20日、Xでこう呼びかけたのは、自民党の今井絵理子参議院議員(41)。ポストには4枚の写真を添え、長野3区から立候補した井出庸生氏(46)、東京13区から立候補した土田慎氏(33)の応援に駆けつけた様子を公開した。

先の自民党総裁選では、上川陽子前外相(71)の推薦人として地方遊説に同行するなど奔走していた今井氏。そして衆議院選挙が目前に迫るなか、にわかにXでは炎上騒ぎが起こっていた。

第214臨時国会が閉会した今月9日、今井氏はXで《第214回臨時国会が閉会しました。本日、衆議院が解散し10月15日公示、27日投開票の総選挙が行われます。皆さんの一票が未来をつくります》と綴っていた。

いたってシンプルなポストだが、不評を買ってしまったのは添えられていた2枚の写真のようだ。議員会館と思しき場所で撮影され、光が差し込む窓際に手をかけてポーズを決めていた今井氏。だが、この写真に“芸能人のよう”と感じた人もいたようで、たちまち批判の声が続出する事態に……。

今井氏のポストはすでに720件以上のインプレッションを集め、2500件を超えるコメントには厳しい声が続々(22日16時現在)。

《いまだに芸能人気取りですか!?》
《写真いらねぇだろ いつまでアイドル気分なんだよ》
《フランスの報告書はまだですか?》
《いい加減フランスで何をしたかきっちり話してくださいね。我々の税金でフランスに行ってるわけですからね》

こうした背景について、ある社会部記者は言う。

「やはり、昨年7月に実施された自民党女性局のフランス研修が、尾を引いているのでしょう。松川るい議員(53)らはエッフェル塔前で撮影した記念写真などをSNSにポストし、“まるで観光のよう”と国民の反感を買ってしまいました。また3泊5日の研修旅行では、純粋な研修にあてられた時間は“わずか6時間”との報道もありましたね。

数々の批判を受けて謝罪した松川議員とは対照的に、今井氏の発信は火に油を注ぎました。今井氏は《無駄な外遊ではありません》と反論するなど、研修の正当性を主張。さらに《追って活動報告します!!》と明言していましたが、その後の音沙汰はありません」(社会部記者)

■本誌がフランス研修の報告書について今井氏の事務所を取材すると……

騒動から1年以上経ったいまも、多くの国民がフランス研修の報告書を待っているようだが……。

昨年9月の第2次岸田内閣発足した直後、本誌は松川氏と今井氏の事務所に報告書の公表について問い合わせていた。当時、自由民主党本部女性局から回答があり、次の説明があった。

《報告書は既に取りまとめております。今後、来年の女性局の活動方針を決定する過程である「女性局ブロック会議」において研修会のあり方や報告書に書かれている内容を具体化していくための内部資料として活用する予定であります。なお、組織内の研修会ということ、および内部資料という観点から公表する予定はありません》

つまりフランス研修で何をしたか、何を学んだかについて、国民に公表されていないようだ。

いっぽう時間が経っても報告書を求める声が止まないのは、今井氏が《追って活動報告します!!》と公言したからだろう。にもかかわらず、今井氏本人から説明はなく“放置状態”となっている。

そこで本誌は“アイドルポーズ写真”が炎上したことを機に、改めて今井氏の事務所を取材。9日のポストが批判を集めてしまったことへの見解、フランス研修の報告書がいつ作成されたか、閲覧は可能かなどについて質問状を送付した。

だが、期日までに回答を得ることはできなかった。そのため22日に改めて事務所に問い合わせると、「回答はナシで」と電話対応者から伝えられるのみだった。

自身が“活動報告します”と説明しながら、問い合わせを“回答拒否”というあってはならない対応を見せた今井氏。任期は’28年7月25日までだが、それまでに報告書を公表してくれるだろうか。



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