激戦州でハリス氏の勢い失速 米大統領選まで2週間


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共和党候補 トランプ前大統領
「我々はあと14日間戦い続け、盛大な祝勝パーティーを開く。この国を立て直し、アメリカを再び偉大な国にする」

 トランプ氏は22日、フロリダ州で開かれたヒスパニック系の経営者らによる会合に出席し、「選挙は接戦になる」としたうえで、自らが大統領に返り咲けば経済は好転するとアピールしました。

 また、アメリカが抱える最大の問題は不法移民の流入だと強調しました。

 一方、ハリス氏は首都ワシントンで副大統領としての公務のかたわら、NBCテレビなどのインタビューに応じました。

 トランプ氏は「ハリス氏は眠っている。遊説にも出られず、今日は何もしていない」と、こきおろしています。

 こうしたなか、オバマ元大統領が激戦州ウィスコンシン州で、ハリス氏の支持を呼び掛けました。

オバマ元大統領
「年齢を重ねて正気を失い、歯止めもかからなくなったトランプがどんな姿なのか見る必要はない。アメリカは新しいページをめくる準備ができている」

 オバマ氏はトランプ氏について「自分のことしか考えていない男だ」と述べ、国民に利益をもたらす変革は期待できないと痛烈に批判しました。

 7つの激戦州を対象とした最新の世論調査では、今月に入ってハリス氏の勢いが失速し、トランプ氏がわずかにリードしています。

 両陣営ともに激戦州で未だに態度を決めていない無党派層の獲得が勝敗の決め手になると見ていて、残り2週間、激しい戦いが続くことになります。

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テレビ朝日



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