ソウル市の麻浦農水産物市場の駐車場で、衝撃的な事件が発生しました。駐車中の車にぶつかって傷をつけた女性が、車の所有者から修理費を請求されると、なんと逆に診断書を提出して治療費を要求するという驚きの展開に発展したのです。
衝撃のドライブレコーダー映像
事件が起きたのは、今月6日の午後5時46分頃のこと。情報提供者のAさんは、麻浦農水産物市場の駐車場に車を止めていました。数時間後、Aさんが用事を済ませて車に戻ると、車にはそれまでなかった傷がついているのを発見します。
一体何が起きたのか? Aさんが車のドライブレコーダーを確認したところ、そこには衝撃的な映像が記録されていました。集団で話しながら歩いてきた女性が、Aさんの車のボンネットにぶつかり、その場にうずくまって痛みを訴えていたのです。
車の所有者に治療費を請求?
車の傷の位置と女性がぶつかった位置が一致することから、Aさんは女性に車の修理費を請求することにしました。
Aさんは、女性が事故後すぐに現場を立ち去ってしまったため、ドライブレコーダーの映像を頼りに周辺で聞き込みを行い、ついに女性を発見することができました。女性は当初、車の修理費を負担する意思を見せていたそうですが…
翌日、Aさんが具体的な金額を提示したところ、女性は態度を一変させます。なんと、診断書を突きつけ、治療費を請求してきたというのです!
女性の言い分は?
女性は、「車が自分の進路を妨害した上に、車の色が暗くて見えにくかった」と主張し、一切の非を認めようとしません。
しかし、ハン・ムンチョル弁護士によると、Aさんの車は「軽自動車専用」エリアに駐車していたわけではなく、後輪を輪止めにぴったりとつけていたとのこと。車が大きいせいで駐車区画からはみ出していたという事実もありませんでした。
つまり、今回の事故は明らかに歩行者の不注意によるものと言えるでしょう。
ネット上でも怒りの声が続出
このニュースは瞬く間に拡散され、ネット上では女性に対する批判が殺到しています。
「駐車中の車にぶつかるなんて、当たり屋としか思えない」
「自分の非を認めずに逆ギレするなんて、恥ずべき行為だ」
今回の事件は、歩行者自身の不注意によって引き起こされた事故であるにも関わらず、それを認めずに車の所有者に責任転嫁しようとする女性の身勝手な行動が浮き彫りになる結果となりました。
この一件は、私たちに改めて交通ルールやマナーの重要性を認識させてくれると同時に、もしもの時に備えてドライブレコーダーを設置することの大切さを教えてくれます。