英グロスターシャー州にある子ども向けの遊戯施設で、ハロウィンの飾りが「不適切」だとして、物議をかもしている。装飾は、保護者からの苦情を受け、すぐに撤去された。
物議をかもしたのは、同州にある子ども向けレジャー施設「Rugrats and Halfpints」で撮影された写真。「遺体袋」のような、人の形をした黒いビニール袋の飾りが吊るされている。
飾りには「Caution(注意)」や 「Danger(危険)」と書かれたテープが巻かれていた。
同施設を訪れた子どもの保護者が、Sky Newsの取材に応じた。
「飾りは、(保護者が利用する)カフェからは見えない場所にありました」
「娘と遊び場に入り、飾りを見たとき、思わず二度見してしまいました。子どもに、あれが何なのか説明したくはありませんでした」
「何人かの保護者と飾りの話をしましたが、彼らもショックを受けていました。すばらしい遊び場なのに、なぜあの飾りの設置を許可したのか…正直びっくりしています」
施設のウェブサイトには「安全、清潔、刺激的な環境を提供することを約束し、楽しさに重点を置いている」とあり、料金は子ども1人につき5.75ポンドから11.75ポンド(約1130~2300円)となっている。
保護者からの苦情を受け、問題の飾りはすぐに撤去されたという。
施設関係者は、Sky Newsの取材に「苦痛を与える目的で、置いたわけではありませんでした。お客さまを不快な気持ちにさせてしまったことを、お詫びします」と謝罪した。
ネットでは「撤去して当然」「子どもたちは気にしないと思う。問題だと思っているのは大人だけ」など、賛否両論の声があがっている。
BuzzFeed Japan