青木柚“ミナト”と別れた夏帆“鮎美”は一人暮らしを開始 竹内涼真“勝男”はさらに料理の腕に磨きをかける<じゃあつく>


【写真】居酒屋で竹内涼真“勝男”にハートマークを向ける中条あやみ“椿”

■「あたりまえ」を見直していく“成長&再生ロマンスコメディー”

本作は、「第26回手塚治虫文化賞」で新生賞を受賞した漫画家・谷口菜津子が手掛けた同名漫画をドラマ化。完璧だったはずの恋人生活に終止符を打った男女の姿を通して、現代日本の「あたりまえ」を見直していく“成長&再生ロマンスコメディー”だ。

物語の主人公は、恋人のために手の込んだ料理を作り、“恋人ファースト”な彼女を演じてきたゆえに、次第に自分を見失ってしまった女性・山岸鮎美(夏帆)と、鮎美の彼氏で令和の時代には少し珍しい「料理は女が作って当たり前!」という亭主関白思考な海老原勝男(竹内)。

大学時代に付き合い始めた2人は、同居にも慣れ、順調に交際を続けているように思えたが、勝男がプロポーズした直後に別れてしまう。その原因の一つとなった「料理を作る」というきっかけを通じて、2人は“当たり前”と思っていたものを見つめ直し成長していく。

脚本を務めるのは、劇団アンパサンド主宰で岸田國士戯曲賞を受賞するなど注目の劇作家・安藤奎。演出には、伊東祥宏(ex.「初恋DOGs」)、福田亮介(ex.「クジャクのダンス、誰が見た?」)、尾本克宏(ex.「地獄の果てまで連れていく」)という顔ぶれがそろった。

■“別れた2人”と関わっていく個性豊かなキャスト陣

また、鮎美と勝男を取り巻くキャラクターたちで個性豊かなキャスト陣が集結。鮎美と別れた勝男がマッチングアプリで出会う初めての女友達・柏倉椿を中条あやみ、勝男と別れた鮎美の前に現れる酒店の店員で、勝男の恋のライバルとなるミナトを青木柚。

勝男の料理上手な後輩で、勝男の良き理解者となる白崎ルイを前原瑞樹、鮎美の運命を変える個性爆発美容師・吉井渚をサーヤ(ラランド)、渚の夫で情報通のバーテンダー・吉井太平を楽駆、勝男の後輩・南川あみなを杏花。

勝男の父で、勝男が古い価値観を持ってしまった原因である海老原勝を菅原大吉、勝男の母で、献身的に夫・勝を支えてきた海老原陽子を池津祥子、勝男の上司で、古い常識や価値観にとらわれている高田義史を平原テツが演じる。

さらに、勝男が“完璧な男になるためのバイブル”として熱中する劇中トレンディドラマ「フォーエバーラブは東京で」のキャストも。恋に仕事に“真っ直ぐバカ”な熱き青年・榊原俊平役を橘優輝、天真爛漫で可憐なヒロイン・長坂真理役を青島心が務める。

■「じゃあ、あんたが作ってみろよ」第6話あらすじ

第6話は――

鮎美(夏帆)はミナト(青木柚)から「結婚願望がない」と突然の別れを告げられる。ミナトの言葉を素直に受け止めすぐさま家を出た鮎美(夏帆)は、そのことを誰にも告げずに一人暮らしを開始。だが、気づけば2人分の食事を作ってしまうなど、ふとした時にミナトの不在を実感していく。

一方、勝男(竹内涼真)の元には父・勝(菅原大吉)から電話がかかってくる。近々鮎美を連れて結婚のあいさつをしに帰ってくると思っている勝に対し、勝男は鮎美と別れたことを言い出せず、後ろめたい気持ちを抱いていた。

そんな中でも、勝男は鶏がらスープさえも自分で作り始めるなど、めきめきと料理の腕を上げていく。ある日、椿(中条あやみ)からホームパーティーに誘われ、はりきって用意した小籠包を持参する。そして同じ頃、鮎美は同僚から誘われた婚活パーティーに参加して…。

――という物語が描かれる。

■予告映像にも注目

番組HPやSNS等で見ることのできる第6話の予告映像では、ミナトから別れを切り出され「なんで…なんで!?」と口にしつつ、勢いで家を飛び出した鮎美の姿からスタート。

鮎美とミナトの件を知った太平(楽駆)が渚(サーヤ)に「家出てったらしい」と告げると、渚も「鮎メロ今どこ住んでんの?」と心配な様子。当の鮎美は一人暮らしの和室で横になりながら、「私はまた、誰かに選ばれたくて縛ろうとしてる」と自己嫌悪に陥っていた。

一方、椿からホームパーティーに誘われた勝男は、「何か作ってきてよ」というリクエストを受け、小籠包作りに挑戦。せいろを使って準備しながら味を確かめ、「ワオ!」と自画自賛する姿は微笑ましい。

ある日鮎美は同僚に誘われ婚活パーティーに参加するも、手つかずの料理を見て「誰も食べてないし。もったいない」と婚活どころではない様子。勝男もパーティーに小籠包を持参するもほとんど食べてもらえず、同じく「もったいない」と口にする。本当に大切なことに気づき始めた2人は、なかなか前には進めないようで…。

その後、勝男たちも鮎美がミナトと別れたという情報を知ることに。もんじゃを囲む中で、白崎(前原瑞樹)は勝男に「チャンスじゃないですか。ヨリ、戻したいんですよね?」と直球で質問する。それに勝男が何と答えたのかも気になるところだ。

そして勝男は、図書館で鮎美と偶然再会。「私、何にも変われなかった」と本音を吐露した鮎美に、勝男は「鮎美に俺の料理食べてほしくて、料理始めたからね」と打ち明けたところで、映像は幕を閉じる。

とうとう鮎美が“フリー”となったことで、勝男とヨリを戻す展開も現実味を帯び始めた様子。一貫して鮎美のことを思い続ける勝男に対し、鮎美の中で心境の変化は起きるのか。物語も後半となり、2人の関係も大きく動き出しそうだ。



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